No.2 チボー家とJAZZミーティング

最近利光にもらったメトロノームにあわせてギター練習をしてる(ちょっと左手が腱鞘炎ぎみで心配)。今までなんともなかったんだけどミミが今日からメトロノームを意識し始めた。一定(毎分144)に刻む強いアタック音がとてもおそろしいらしく、体がシンクロして「びくっびくっ」と震えてしまう。BPM144を完璧にとれる猫はみてて痛快。

さっちゃんを無印におくり、帰って遊んでいると「ぷりりりり」と、我が家のなんとも情けない呼び鈴の音。「やべ!!ぎたーきた!!?」と急いで出ると何故かそこには30センチ程の小包。「なんでギターこんなんにはいるんだろー?」と本気でちょっとおもいつつも開けるとそこには「チボー家の人々5巻セット」!!そうだ忘れてた、ヤフオクで見つけて落札できたんだっけ。5巻それぞれケースにはいっているのがさらにケースに入っていて、ひじょーに年季がはいっている。1册とりだしてみると、まさに「黄色い本」のあれそのもの!外側にはパラフィン紙でカバーがなされていて(出品者の配慮か)開けると文面は8ptほどの小さな明朝体で2段組に印刷されてある。活版印刷の美しい文字組みは、現在印刷業に携わる人間にはたまらない。DTPではこういう文字組はそうそう出来ないから。しかし文字量が多い!1ページ「25×29行×2 段」が350ページ。それが5册。生まれてこのかたこんな長いの読んだことない。文体も古めかしいし、はやくも挫折しそうと思いつつ1巻を試しに読み始めてみたら「おもしろい!」まだほんの数ページで「ジャック・チボー」も出てきてないんだけど、おもしろい。これはほんとにおもしろい。長篇であることが一気に喜びに変わったもの。これはゆっくりじっくり楽しんでよんでいこう。と、ここまでは実は本日お昼に書いたのです。なにせ午後からは待ちに待った「ジャズミーティング」。酒が入るだろうから午前中のぶんは終わらせておこうと、これも長くつづけるための配慮、というよりもはじまったばかりのモチベーションの高さのなせる行為。しかもかきすぎ。休みの日は出来事が多い上に派手だからたいへんだ。

で、帰ってきました。只今夜中の1時前。よしかっちゃん、たいちゃんらが宿泊。いやー、すごかった。すごすぎたのでひとつだけ。なんであんな3連とかシンコペーションだらけでだれも明確なタイム感だしてない演奏なのに、あの人たちはきちんとリズムを理解して同一のタイムを感じてるんだ???リズムを捕まえようと集中してきいてても、ちょっとドラムやられるともう表も裏もBPMも変拍子なのかもわけがわからなくなった。ほんとにすげー。

2002-08-31-SAT

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