No.10 日曜日

昨日の酒が残ってしまった。不覚。土曜日、開放感とともに酒を飲むとついつい飲み過ぎてしまって、せっかくの日曜日に下痢や頭痛がついてくる。楽しさ半減だよ、これでは。でも今日を楽しい気持ちいっぱいで過ごさないととても明日からの一週間もたなくなってしまう。苦痛が今週に繋がる。がんばって楽しまないと。 今日は午前中さっぽはバイトだったので、ひとりアホのようにギターで遊んだ。最近やるべきことが(生活全般もだけどここではギターの練習にかぎって)あまりにも多くてどこからじっくり学ぶべきか迷っていてなかなか進まない。迷いは禁物、これはもうとりあえず決めちゃうしかない。ということで、まずは「コード崩し」によるアドリブのためにいろんなコードフォームを詰め込んじゃおうとおもう。6弦ルート、5弦ルート、4弦ルートそれぞれのメジャーセブンス、ドミナントセブンス、マイナーセブンスに、さらにそれぞれにテンションを加えたものを各数パターンずつ、完全に頭にいれようと思う。で、簡略譜(テンションを省き書き直したコード譜)をみたときに初見でいろんなポジション、バリエーションで演奏できるくらいになろうとおもう。それができないとコード崩しもへったくれもない。へったくれ?? そうして遊んでるうちに「こういうときは9thは合わないんだ」とかも体に染みこむだろうから、ただ知識として暗記するのとは違う「リハモのコツ」みたいなモノが体得できるんじゃないかなと。 さてさて平行してもちろんメトロノームウラ取りもしてるから、リズム感、タイム感もちょっとずつついてきてるような気もする。今日半日鳴りっぱなしにしてたら勝手にウラに聞こえるようになってきたのさ。やった。 

お昼を回ったので、読みかけの「チボー家の人々 1」を手に、自転車でいざ「シャンソン物語(喫茶店)」へ。はじめ20分ほど聞くに堪えない「恋話」が左耳からいやでもはいってきて(集中できる客層だと聞いてきたのだがこういうこともある)ウンザリしてたんだけど、彼女らが帰ったあとは一人で雑誌を読むおばちゃんの連続で、非常に快適に本が読めた。2時過ぎ、さっぽが仕事を終えシャンソン物語にきた。おつかれさま。ずーっと男がひとりでいて最後に女性が現れ会計をしてくれる図は、客観的にどう移るだろうか?などとちょっと心配しつつ店を出た。「おまいら、家計の金ぞ。」 新しく出来た雑貨屋をみて、その向かいのサフラーでソフトクリームとポテトを買って家に帰った。 ゆったりと午後をすごし、早めのお風呂をすませて夕涼み。お風呂上がりはほんとに最高に体が気持ちいい。やっぱり夏でも湯船につかるべきだな、としみじみ。 奥の畳の部屋に、電気をつけずに暗くしたまま寝っ転がると、幸せは絶頂。隣りに明るい部屋がある環境で、あえて暗い方の部屋にいて自分をじらすのって大好き。大勢で楽しいにぎやかな部屋のとなりの部屋とか。あのむずむずわくわくするじれったい感覚が気持ちいい。お母さんの実家にいったお盆とかを思い出して、体中幸せいっぱいになる。 で、夕食はおなじみ「エコー」に行ってひさびさの外食。「鴨のコンフィ」というとんでもなく魅力的なメニューがあったので即決だったんだけど、なんと今日はもう無いといわれ、それから20分くらい替わりのメニューが決めれなかった。完全に頭の中が「鴨のコンフィ」になっちゃったからメニューをみててもはいってこない。不意に落とされたなぁ。結局ぼくは「ポークソテーエスニック味+ストロベリージュース」さっぽは「冷やし梅しそスパ」。なかなか美味しかった。 そういえばいつのまにか二日酔いも消えてた。 

2002-09-08-SUN

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