No.13 知らなかった・・・

昨日30ページぐらいおわして帰ったので、だいぶ仕事が落ち着いた。来週アタマから「韓国旅行」なので今日からでも体調を整えておかないと大変だ。ところで「韓国は日本と時差がない」という説明を旅行会社から受けてひとつギモンが生じた。「時差」ってそもそもなんだ?と。ぼくの今までの漠然とした認識だと、【例えば赤道上ならば地球の直径40000kmを秒単位(一日=14,400秒)で分けて、1km離れていると0.36秒ずれる。ただし「国レベル」で「標準時」というものを便宜的に「国内のある地点」に定めてる為、国内では時差は無いことになってる】というものでした。ところがこの考え方だと「韓国は日本と時差がない」ってのは非常におかしな話です。整合性を持たせるためボクが咄嗟に思い浮かんだのは「韓国が日本の標準時に合わせてる?」という考えでした。とても我国中心的な身勝手な考え。で、さっそく調べたところ、なんと「時差」って地球全体で1時間単位で区切ってる「デジタル的」なものなのね。つまり地球上に「時間」は「24パターン」しかないってことか。日本と韓国は同じ範囲にはいってるから完全に同じ時間を使っている。しらなかった・・・・ あれ?ということは世界中で「分」は完全に一致してるのか! ニューヨークもバリ島も名古屋もエジプトも、どこもかしこも「今」は「39分」なのか!そしたら時計が正確なら世界中の鳩時計は一斉に飛び出して、世界中の時計台の鐘は同時に鳴り響き、原子腕時計のアラームなんかも同時にピピッって、すげー!!。そうだったんだ。 なんで今まで知らなかったんだろー。不覚だ。 世界中が同じタイミングで次の「アワー」を迎えるとしっていたらいろいろな局面で考え方が違ったろうに。いや、でも気づけて良かった。「おいおいおいおい常識じゃん」ていうひとはいると思うけど、ぼく的にこれは相当衝撃だったし、同じように勘違いしてる人が意外と多いんじゃないかなと思って、恥を忍んで本日こんな扱いにいたしました。

ところで時差の話をしてて思い出したんだけど、いっつも「日付変更線」のことを考えるとアタマがおかしくなってしまう。上記によれば東に向かって15度分進むたびに「1時間」ずつ時間は進むわけだけど、日付変更線を越えた瞬間に「昨日」に戻ってしまう。なんじゃこりゃ。別にそこで時空がねじれてるわけではないのに、その線をまたいだ瞬間に「地球人」としては24時間「得」する。もし仮に「陸地」に変更線が通っていたとして、それがお隣の家(西)と自分の家(東)の中間にあったとする。9月11日は朝からずーっと隣の家で麻雀をして夜もやり続けて徹夜して9月12日の朝にフラフラになって家に帰る。するとどうだ!今はまだ9月11日の朝じゃないか! 1日麻雀で潰してしまった筈の「昨日」がもう一度使えるじゃないか!ってなことになる。まぁ、隣の家に行った時点で1日消えてるんだけどね。ずっと高速で東へ向かっていったらその人の時間はどうなるんだろうとか考えると不思議でたまんなくなってむずむずする。円を書いて24等分して考えるんだけど、そもそも昨日とか明日とはなんぞ??去年はじつは来年かもしれないのでは???とか、ほんとわけが分からなくなってしまう。で、これまた調べてみたら実に分かりやすく図説してあるところを発見。ここ。ある社会科教師のホームページのコンテンツなんだけど、こういう教師ってすばらしい!生徒にわかりやすく、面白く伝えるため四苦八苦した結果、こんなに分かりやすい説明を考えついたのだ。おかげでやっと長年の胸のもやもやがとれました。 ちなみに日付変更線が曲がってるのは「同じ国」で日付が違うのはまずいってことでそうしてるんだね。近年、独立する島国がふえるに伴って細かく変更はあるらしいんだけど、正式な届け出のシステムなんかは特に無いらしく、どうなっているのか詳細は不明なんだそうだ。おもしろい。

2002-09-11-WED

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