改めて、ヨガってのはすごいんだね。年季がはいってくると「自律神経」や「食欲」までもコントロールできるという。別にこれはオカルトな話でなく、普通にそういうもんらしい。ストレスで自律神経が乱れてお腹いたくなったりするひと（緊張しやすい人とか）にはもってこいなのだそうだ。日本でいうところの一般的な「ヨガ」は「ハタ・ヨガ」というらしい。アーサナ（ポーズのこと）+呼吸法のやつね。ヒクソングレイシーがやってるのは「クンダリニーヨガ」というやつで、呼吸法におもきをおくのだそうだ。１分間に250だかの呼吸をして腹をぺこぺこやる「火の呼吸」というのがあり、それをすると上級者は、体から熱がぶぁ〜っとでて、水をかぶってもその熱でかわかすことが出来るらしい。はじめほんとかよ？と思ってたひとが実際に自分でやりだしたら、「普通にありえるということが実感できた」といっている。ちなみにヒクソンは内臓を意識的に移動させることができるらしい。すげー。

さてさて最近ふたりで寝る前にやってるのは「ハタ・ヨガ」のほうで、布団のうえで4,5ポーズやるんだけど、キツイ！　ぼくは昔からとんでもなく体が硬く、立位体前屈は-10cm。もっとひどいか。さっぽは意外と柔らかくてたぶん床にべたっとつくんじゃないかな？　腱（筋肉のターミナル）がやわらかなる（伸びるようになる）メカニズムは、多少無理して痛みを感じる程度までのばすことで筋肉を傷つけ、破壊し、再構築する際に以前より伸びるようになるってののくり返しらしい。確かに毎日やってると、なんとなく昨日より0.3mmぐらい伸びてるような気がする。あるいは昨日は「痛み」でしかなかったものが「快感をともなう痛み」と感じれないこともないみたいだなーなんつって、ぐらいに思えてくる。あんまり無理すると間接を痛めてしまうと聞いたので、「危険な痛み」と「安全な痛み」のすれすれのところを自分の感覚を研ぎ澄ませて決定している。これは「こうすれば誰にでも安全」ってのがなくて結構リスキー。人について習うのがベターなんだろうけど時間がとれないしなー。

　 ところで「複式呼吸」だけでも相当効果があることをご紹介。仕事中ちょっと調子悪いなと思ったときや、信じられない劣悪な出来事に触れて気持ち（呼吸）が乱れたときなんかに、ちょっと姿勢をよくして腹式呼吸を意識するだけでもかなり楽になる。利点・方法等が簡潔にまとまってるところがあったので興味があったらみてみてちょ。ここね。

2002-09-12-THU