「水曜どうでしょう」なる番組をご存じでしょうか？　ぼくは先週はじめて知りました。お風呂から上がるとさぽがテレビをみて激しく笑っている。とんでもなく面白いから早く見ろというのでどれどれと見てみると、ほんとにとんでもなく面白いじゃないの。なにこれ？？　でてる人は全然しらない人なんだけど、終始車酔いをしていた。これでもう面白い。酔ってるなりのゆる〜いテンションでとても質の高い笑いをだらだらと垂れ流す。とにかくひとつひとつが「うまい」。　画面に映らないディレクターも出演者並にしゃべり、声のみで出演者とからみまくる。番組は終始そのやりとりで成り立っている。なにこれ？？　　さて今日分かったんだけど、ぼくが見たのは「どうでしょうリーターンズ」という過去放送分の再編集版だったようだ。実はこれ北海道のローカル局ですでに５年もやっている人気番組らしい。今年９月にとりあえず最終回をむかえたが、本州に放送され始めたのは最近のことで、ぼくらにとってはリアルタイムの旬な番組。道内での人気が高く、ローカルでありながら最高視聴率18％もとったことがあるという化け物番組で、あまりの人気でちょっとずつ全国区でも放送されるようになってきたみたい。　カメラにうつる出演者はミスターこと鈴井貴之（あまりしゃべらないが「どうでしょうらしさ」、つまりダメダメゆるゆる不幸感をだしているのがこの人。映画監督らしい）と大泉洋（番組の主導権をにぎり、いっぱいしゃべるメインキャラ。かなり面白いが圧力も強い）。　で、映らないが存在感ありありなのがディレクターの藤村（この人がよくしゃべる。出演者であるミスターよりしゃべる。カナダで通訳の人に「ディレクターさんは俳優か？」ときかれてた。この人が編集もやってる）と、ディレクター兼カメラマンの嬉野さん。基本的にこの４人。

で、今日帰ったらさぽがWEBでダウンロードして番組を見れる「impressＴＶ」というサイトを発見していた。なんとこのサイトで過去の放送分がみれるのだ！もちろん有料だが。　ただ、「ユーコン川160キロ」シリーズ 全７夜分が無料で見れるので、見たことの無い人はぜひこれを見て欲しい。１話約20分くらい。　リアルプレーヤー（winだとmedia player）のストリーミング（ダウンロードしながら追っかけるように再生するので最初に膨大なデータを全部ダウンロードする必要がない）で見れるので、待ち時間もほとんどなく普通にテレビを見る感じでみれる。ただ、低速モデム＆ISDN用のファイル（ダイアルアップ）をダウンロードするとかなり圧縮されてるため、画面は小さく、画像は荒れに荒れ、肝心の大泉の声が聞き取りにくいので、ぜひともブロードバンド形式で見て欲しい。ほんとに面白いので。　ところで「水曜どうでしょう」とうタイトルは「水曜ロードショウ」のだじゃれで、「どうでしょう」の発音は「ロードショウ」のそれである。このタイトルを考えたのはミスターらしい。公式サイトはここ。

2002-10-22-TUE