No.58 贅沢夕食

やややや、やっと今週がおわった!うれちい。長かった、がんばった。 で、そろそろ日記をアップして帰ろかなとおもってるところにさぽから電話が。 なんと今日の料理はびっくりするほど豪華なのだという。ただでさえわくわくうきうきの週末になんて嬉しいことをしてくれるのか、うちの嫁は。 急いで片付けて帰ると、家中にこってりとした実に旨そうな匂いが渦巻いている。 一体なにを作ってるのかと台所にいって覗き込むと、鍋の中になんとスペアリブがいろんな香草とともに煮込んであるじゃない!しかもこれからそこにソースをぬッたくってオーブンで焼くという。なんて旨そうなのかしら! さらにゴルゴンゾーラを溶かして生クリームとまぜたソースをシェルパスタにかけて食うぼくの大好物と、スモークサーモンたっぷりのオリーブオイルぶっかけサラダ、そしてニンニクをすり込んでオリーブオイルをかけて焼いたフランスパンに、これまたぼくらのだいすきなミディアムボディーの赤ワイン。 いったい今日は何の日だってぐらいの超豪華メニュー! ぼくもパスタのソースづくりのお手伝い。ブルーチーズが溶けてくのがたまらなく楽しい。 さて、できたできた。すべてが同時に揃った。 ぼくはソムリエナイフの使い方が間違っているのだが、どう考えてもぼくの使い方のほうが気持ちよく簡単に確実にコルクが抜けるので、もう正しい使い方はあきらめた。で、すぽん。 いざ、いただきます。

やばい。ハゲみたいにうまい。なんだこりゃ。肉の旨味に香草のくせのある香りがいい具合にしみこんで、そこにこってりとした赤色のソースが若干こげて風味をましてお肉を包み込む。骨がついてる肉というだけでぼくはよだれものなのに、煮込んでさらに焼いてとぼくの理想とする調理過程を経たこの豚肉。 ハゲみたいにうまい。 もったいなくて食うのをためらってしまうほど。そしてワインと合う。 パスタも旨い。 シェルパスタのたっぷりあいた窪地にドロリとつまったくさいソース。最高だ。ブルーチーズってすごい。最初に食べた勇気ある人に乾杯だこりゃ。 大好きなサーモンサラダ、シンプルで美味しいパン、キンキンに冷えた赤ワイン。すべて最高。 家に居ながらこんな料理がくえるとは。えらいぞさぽ!すごいぞさぽ!どんどん料理にはまってくれ!いずれはカレー家さんでもひらこうぞ! 

2002-10-26-THU

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