No.60 噴火口はげ

帰ろうと思った矢先にさぽから電話が。ミミのかさぶたがまたでかくなって、こりゃ非常にまずいんでは、と。 ぼくもちょうど昨日の日記でミミのことを書いた直後でそのことを意識していたので、ここはタイミングにのっかって病院に連れて行こうということに。 すぐに家に帰ってさぽとミミをひろいいつもの動物病院へ。 ミミはたしか春の交通事故以来。あのときはほんとに歩けないぐらい元気が無くて、ぼくはこのままミミが半身不随になってしまうのではとすごく心配したっけ。完治したけどね。 恐ろしい声をあげるミミをなだめて病院にはいる。誰も他に患畜はおらず、すぐに看てもらう。 先生はミミの顔を見るなり、「ありゃー、もうこれ壊死しちゃってるね」という。 実は相当まえから皮膚の中では腫れていたらしく、そこに膿がたまって皮膚を圧迫してたもんだから、血とか養分がそこにいかずに細胞が壊死して赤黒く腐ってきていたのだ。その腐った部分に最近気づいたぼくらはそれをただのかさぶただと思って軽くみてた。 しばらく熱があってだるかったはずだといわれ、そういえば最近めっきり外に出ないことを思い出す。ぼくらは、トラがいなくなって「まるちゃん」のターゲットがミミにしぼられたせいでいじめられる頻度が増えて、それで家にいるんだとてっきり思ってた。最近寒いしさ。 まさかそんなことになっていたとは。 もう壊死した部分はどうしようもないので、ぐちゃぐちゃが直ってもそこは噴火口のようにえぐれてしまうと説明された。20回くらい「噴火口」といっていてちょっと面白かった。 ところで猫って毛が濡れると別な生き物かってぐらいちっちゃくなる。それぐらい毛のふくらみであの丸みができてる。なので10円はげができてしまうと、すごい勢いでその周辺の輪郭までもえぐれてしまうのだ。 ごめんよミミよ。もうちっとはやく連れてくれば簡単に治ったのに。 もはや手遅れだったよ。 残念だけどもおまえはこれで「はげちょろげ」確定だよ。 かわいそうに・・・

しかし思いがけない出費だ。¥6000いくらもかかった。しかも今週もう一回いかなきゃなんで軽く1万オーバーだ、こりゃ。今月はさぽのバイト代に余裕があったらしいんだけどこれでフラット。 なぜかいつもそういうときに限って猫に金がかかるらしい。 やっぱお金ってそういうもんかね。 

2002-10-28-SAT

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