No.62 ゲームって!

あーあ、なんかはりあいないな。書いてもしばらくお蔵入り。ってことで蔵出しシリーズ風3回目。 しかし日記が更新されてないまま帰るのはほんとに気持ち悪い。日課としてしみついたってことかな。 今日なにげなくヤフオクを見てたらなぜか「エターナルダークネス」が出品されてる。これ、GC発売当初から発表されてた任天堂製のホラータイトルもので、なぜかずっと心ひかれてた作品。まだ発売されてないとおもってたからほんとにびっくり。 さてさて、実は最近なんか「テレビゲーム」をする余裕がなく、ぼくにとって大切なお子様的要素が損なわれてく感じがしてて心配だった。おしゃれで文化的でアートでスマートでかっこいいことしかしないようなキャラはどうあがいても「最終的に深みがない」と思ってしまうぼくは、にこにこといつまでもたっても「ファミ通」を買うようなかっこわるいキャラでいたいと思うの。そこにどうしても純粋さとか真のとんがりだとか愛すべきくだらなさといった味わい深い魅力を感じてしまうもんだからゆずる(ともだち)とかが大好きなのさ。「ファミ通」だよ、この期に及んで。 ところがなんか最近時間に追われたような生活だもんだから、どうしても「ファミコンなんてやってる暇あるか」と軽視してしまっていた。 あぶないあぶない。 毎晩ギターに読書にお勉強だ? いやそれも楽しいけどさ、ファミコンって浪漫じゃない?ぼくらの世代。 ほんとにこのまま生活から切り捨ててしまっていいのかよっ、てことで、このたび無理してでもゲームする時間を割かないといけないなと反省。そこにタイミング良く忘れてた任天堂ダークホース現る。てわけ。

さてさてこの「エターナルダークネス」、評判をしらべたところかなり好みがわかれるみたい。しかも面白い派も「そんなに面白くはない」という。ところがぼくにはいろんな意見の間にひそむ共通の、強烈な魅力が感じられてしょうがないのだ。わかるひとはわかる面白さ、というか、独特の感受傾向の人間にはたまらない刺激があるようなのだ、どうも。擁護派に共通の語り口とか着眼点がみごとに共感できるもので、これは確実に楽しめるな、と。 ゲーム内で採用されてるシステムのひとつに「サニティ?」というおもしろい要素があって、なんでも魔物?の怪光線?を浴びるとサニティ?が下がって、主人公の精神状態がおかしくなってしまい、幻覚や幻聴がおこるらしいのだ。で、主人公のその動揺をプレイヤーであるぼくに伝えなきゃいけないわけじゃない、ゲームとしては。その表現がすごく凝っていて面白いものらしく、画面がグニャグニャゆがんだり、主人公が小さくなってしまったり(実際にミクロ冒険つって小さくなったということではなく、あくまでも主人公の心の乱れを表現しているということが面白い)画面に蠅がでてきて(プレイヤーであるぼくを視覚的に騙すようなネタらしい)なんかなったり、ゲームのシステム自体にまで怪現象がおよんだりするらしいのだ。一発ものがあるからなるべく見ないようにしたんだけど、もはや怖いというより「ネタ」なのだそうだ。開発者が悪ノリして楽しんでいる感じ。 ぼくはそんなのがたまらなく好きなので、それだけのためにでも買う価値ありだと判断。 速攻入札でゲット! 発売して1週間足らずのタイトルをなんと2000円以上安い値で買えた。ヤフオクってすばらしい。 でもこれじゃせっかく発売できたマイナーな良作の売り上げに貢献できないんだよね、ぼく。 実際良くないな、ヤフオク。 悩むなぁ・・ 金ねーしなぁ。

2002-10-30-WED

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