No.70 だめだ

今日もゆっくりかけない。午前中出した仕事が夕方もどってきて直し今日中とかなんだもん。それ専属でやってるわけじゃないっての。なんか最近今日中とかってのが多すぎる。 原稿ひろげて説明うけるがもうあちこち矛盾だらけで、この体裁ならここはどうすんの?とつっこむとそこで初めて気が付いたのかあるいは気づかないフリして投げようとおもってたのか知らないけど、そこでとまる。 で、にぶちんな頭じゃアドリブもきかず「これから考える」っつってまた入稿が遅れる。 しかしこっちは初見で何十個も矛盾点をみつけちゃうのに、じっくり考えてきたはずの本人は本気で気づかなかったんだろうか?? 気づかないふりしてる「ずるさ」よりも本気で気づけないことのほうがモンダイは深刻だ。それこそがどんだけ誠実に目の前のことと向き合ってないかの証明に他ならないからね。

「善人」のインターフェースをもったそういう「つかえない人」って、世間や物語なんかでは「いいもの」扱いを受けることが多いけど、結局「直接接するひと」に対してだけなんだよね、その価値は。 その人が長期的にもたらす「不幸」ってじつは直に接さない人とかにこそ残酷に襲いかかるんだよね。 自分がふりまく「不幸」に気付けないから、見つめ直すきっかけもなくどこまでも勘違いの幸福で満たされ生きていく。「花の種」をまいて歩いているつもりが「へどろうんこ」で世界を汚しまくっていることにも気づかず、その「へどろうんこ」をちゃんと「へどろうんこ」だと感じてしまう人間、すなわち誠実な目でもって世の中をみれている人たちは世界が「へどろうんこ」で汚れている有様には当然耐えられず、いつもそれを片づけさせられるはめになる。「へどろうんこ」を片づけてる人にでくわすと涙が出る。その人こそ生きる価値がある人であり、愛すべき人だから。 なのでぼくはやたら何にも出来ないひとをすごく軽蔑する。表面的な人間性にかかわらず、その根本的な不真面目さを徹底的に否定する。 世間がぼくのその態度を否定するならその世間の否定ごとまるごと否定してやる。 そのくらい「何回転してもけしてひっくりかえらない確信」がある。 なにかと「できない」香具師こそ真の「邪悪」だと。

2002-11-07-THU

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