No.75 ワンツー、ワンツー。

帰ったら誰もいない。なんでだ?メモがあったので読むと「カレーとスープができてるから温めて食べて」とかいてある。どこにいったとか何がおこったとかはいっさい書いてない。んん?? そういえばミミもいない。まさか!!?? でもそれならそのことを書かないはずもない。 とりあえずご飯をたべようとおもいもう一度メモを見る。「ご飯炊けてなかったら冷凍のがある」と書いてあった。ということは炊いてあるんだなと炊飯ジャーを探すがどこにもない。んん???? 一体我が家になにがおこったんだ? 突然さぽが消えた。ミミもいない。あるはずの炊飯ジャーもない。 一体何が???  考えてもわからないのでとりあえずガソリンスタンドにいってみた。灯油が無くなってたので今日帰ってから買いにいく約束をしていたのを思い出したからだ。いない間につめといたらきっとえらいにちがいない。 んで灯油を18リットル800円で買ってきて帰ったらちょうど玄関先に2人のシルエットが。 家の中に向かってただいまと叫んでる。 くく、後ろだばかめ。

ふたつの影はさぽアンドゆきえだった。一緒に家にはいってなんだかんだしてたら話題がなにかの「講義」の話だ。 そうだ! 今日は芸工大で粟津さんと竹村さんと赤坂さんとかのロックアートの講義があったんだっけ。すっかり忘れてた。あまりにも面白いメンツでほんとはぼくもひじょーに行きたかったんだけど仕事で行けそうもなくあきらめたんだっけ。 そうだそうだ。 そのうちミミも帰ってきて謎は2つ解消。 あとは炊飯ジャーだ。 さぽに聞くとなんのことはない、うかり炊いていくのを忘れただけらしい。 なんだ、事件じゃないのか。  ひさびさの来客ですごく楽しかった。ゆきえは今、卒業してこれから東京のかずくんのところへ移り住むまでのモラトリアムで、すごくゆったりした自由な日々を送っている。うらやましいなぁ。 ぼくも一年に一回職を変えたりして毎年半月程度の猶予が欲しいなぁ。なんも制約のない期間て特殊ですごく面白いんだよね。ただし長期スパンでみると「次」への焦りを感じちゃうんだけどね。 電話でひさびさにかずとも話した。毎日夜中まで、というか徹夜らしい。ひどいな、どこも。 今日は10時で帰れるらしく、それはとんでもなく早いのだそうでものすごくうれしそうだった。10時でだよ? ぼくなら「帰ってもなんにもできねーや」っつーがっかりタイムなのに。 いやはや慣れとは恐ろしい・・・   ゆきえは「明日めんどくさくなる」っつって夜中に高畠まで帰っていった。 で、気持ちよくヨガをしてねた。 最近自分なりのポーズの順番を見いだして、かなり効果的にやれてる気がする。 いやになっては大好きになるというくり返し。 まさにチーターのいうとおりだね、人生は。

2002-11-12-TUE

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