No.76 おにぎり

あああ、やだあ、7時だっつうのにこれから18ページも組まなきゃだー。なんでだー?ただ働きだー。詐欺だー。なんでみんな平気なかおで毎日残業してるんだー。 脳いじられたか? 金でねーぞー? 昇給しねーぞー? しても責任ふえるだけで金増えねーぞー? 実力つかねーぞー? 家でためになることしよーよー。 全員でいっきにやめよるっていおーよー。 そしたらこまって残業代ぐらいだすよー。

と書いたものの、かいてる今現在はゆったりのんびりした気持ちなので(翌日なんで)、まあいいや。 ところで最近ぼくのお弁当のごはんはおにぎりにしてもらってる。 おにぎりだと大したおかずがなくてもそれだけでぐいぐい食べれちゃうのでとても食がすすむ。しかもさぽは海苔を真空パックにいれて別に用意してくれるんでパリパリの海苔をまいて食べれるからとってもおいし。 ただひとつ重大な欠点が・・・ うちのおにぎりはなぜだか「にぎり」が異常に弱く、しかも麦と玄米がミックスされているもんだから結合性に乏しいらしく、食べてる先からぼろぼろぼろぼろ崩れてくる。 その崩れ方といったら半端でなく、もう、一口食べるとそういう仕掛けのおもちゃのように急激にすべての結合がほぐれ、ぼろろろろろと指の間を縫うようにして崩れ落ちていく。その様は衝撃的かつみていて爽快で、それ自体はすごくステキ現象なんだがその後が大変。細かく分裂してそこら中にちらばった米粒群をひとつずつ指をペタペタにしながら拾い食べていかなくてはならない。しかも忘れてはいけない、お弁当というイベントである以上その作業の合間にバランス良くオカズもたべてゆかなければならないのだ。 ぼくのお弁当にはおにぎりがふたつはいっている。ひとつめでそれを学習するのでふたつめは一口食べてその直後、すべてが紐解けるその瞬間に残りを一気に口の中に放り込む。おにぎりぜんぶを。そしてさらに涙目になりながらそのおにぎり相当のおかずを口の中にぐいぐい詰め込める。一個分相当ということは全オカズの半分ということだ。それをおにぎり一個まんまはいった口にさらにいれるのだ。もう口内料理なんて悠長なことはいってられない。 これはたたかいなのだ!  お弁当がおにぎりになってからというもの、食べ終わるまで1分もかからなくなってしまった。おかげで59分まるまる遊べる。おいしいし一石二鳥! なんだ、重大な欠点どころかいいことづくし! おにぎりばんざい! おにぎりさいこう!

2002-11-13-WED

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