No.82 急な宴会ほど楽しいモノはない

今日も仕事が比較的すいてたので、念願の机周りの片づけをすることが出来た。ここんとこずーっと仕事がたてこんでたのでものすごいことになっていたのだ。積み上げられた書類の山は、地層のように下にいくほど古い仕事の痕跡がみつかって面白い。1時間ほどでだいぶ片づいた。 さらに参考用の雑誌などをもっと見やすく整理したいと思い、ほとんど使っていない様子の上司のスチール棚を松木さんと2人でこっそりパクってきた。ぼくらが使った方がどれだけ有意義か。 見違えるほど綺麗に、使いやすくなったよ。 MACもリアルもスマートに片づいたので気分良く仕事をすることができて、空いてたのもあり7時代には帰れた。やった!

帰るとさぽがネットをみていて、早く来いというから画面をのぞくと「羊毛」のなにかのページみたいだ。実はさぽは最近「フェルト作り」に凝っていて、周辺情報に胸躍る日々なのだ。 さぽが何かに熱中し出すとぼくはとてもうれしくなる。 「何かに熱中して、それに関するあらゆる情報がうれしくてしょうがない、それに関わっている時間が楽しくて仕方ない状態」のことをある人が、それこそ「愛」なのだというようなことをいってて、ぼくはその考え方にうんと共感できた。「愛」とはなにも人が、「人」や「動物」や「自然」にむける「求める心」や「いたわる心」や「うけいれる心」などといったいわゆる「愛」に限定するべきでなく、「好奇心」とか「欲」といった、外に向けて強烈に発するあの「いい感じ」、ドーパミンがちゅっちゅでるようなすべてのことをいうのだということ。 「愛」。 「たのしい=愛」といってもいいかも。  で、その愛にあふれたさぽが見つけたページというのが、山形に住んでいて、じぶんで羊をかって、毛を刈ってフェルトをつくったり、ニットを編んだり、薫製小屋で自家製薫製をつくったり、それらの料理でお店をやってたりと、ぼくらの理想とするような充実した自給自足をしている夫婦のサイトだった。そんな素敵な人がこんな近くに実在してたっつてさぽは大喜び! もちろんぼくも大喜び! さっそく遊びにいこう! すぐいこう! いや、今すぐってことではなくて。

さらに今日は突然のビックイベントが! ゆうや(心通じるおさななじみ。ただし勢いがある!)がいまこっちに向かっているというのだ。ぼくに電話が繋がらず、さぽに電話をしたところ、とにかく来ちゃえっつって宴会決定! 週なかばだろうとこうなったら関係ない。然るべき時にこそ然るべきアクションをおこせる野蛮なケモノであるべきなのだぼくたちは。 9時ごろゆうやが到着。ひさびさにしゃべったが、やはり強烈にわかってるなー。あらためて感じたが、会話の端々までものすごく丁寧なきづかいが行き届いていて、とにかくしゃべっていて気持ちがいい。むずかしいねじくれた笑いも100パーセントリアルタイムで伝わり完全に正しいリアクションが返ってくる。こうでなくっちゃ。 とにかく一緒にテレビに文句いってるだけでも相当面白いことになる。 で、1時間くらいしてたかしも到着。たかしは高校の時うちに下宿していたうんと素敵な板前。実家で温泉旅館をやっており、そこを継ぐべく現在山形の料亭で修行中。めったに遊ばないが実はうんと近くに住んでいる。 山形でゆうや、たかしと飲むというと決まってたかしの家で、たかしの料理をふるまってもらう、ということになってしまっている。 夜まで料理するはめになるたかしには気の毒なのだが、たかしの作る「鳥の唐揚げ」がシャレになんないほど美味しくて、悪いなあとおもう心に食べたいという心が圧勝してしまう。 みつます(スーパー)で食材を買い込み、みんなでたかしの家に。 今日のメニューは「親方のいかの塩から」「野菜サラダ」「ネギたっぷり湯豆腐」「特製鳥の唐揚げ」それにビールとたかし秘蔵の酒。 もう、うまいうまい。全部ばかみたいにうまい。ほんとにわけがわからないほどうまい。しかも話が面白い面白い。極上の飲みだわ、こりゃ。なんと遠慮のいらないやりとりができること。さぽは完全にリミッターはずれて終始笑いっぱなし、キャラは完全におっさん、それをゆうやが面白がる。 いや楽しかった。ほんとに楽しかった。 楽しすぎて日本酒を2本(中ぐらいの瓶の)も飲んでしまった。 気づいたら2時。 さすがに明日やばいかなっつって帰って寝た。 余った唐揚げをふたつアルミホイルにくるんでもらってもって帰る。 明日のお弁当用、うひゃ!

2002-11-19-TUE

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