No.92 ざくり

どうも遺憾。 ちかごろ夜家にいるとなんもやる気がしない。無理矢理なにかしはじめてもなぜだか集中力がなく、すぐ嫌になってしまう。で、ついついゴロゴロし始めてそのうちコタツに寝てしまう。 さぽは風邪気味なんだろうというが自分でもよく分からない。 風邪なんだろうか? それともファンヒーターの排気やコタツの不自然なぬくさからくる冬特有のだるさってだけなんだろうか。 ヨガもきっちりやれてなくて自己嫌悪なんだよなー、最近。 しゃんとしなきゃ! 

そういえば昨日出がけに指をざっくり切ったの。 お弁当に持ってく水筒の蓋をしめてたらなんか表面の銀色んとこだけまわりだして「あれ?」と思ってみてみたら蓋が外側と内側ふたつの部品にわかれちゃった。 で、乾いた接着剤が粉状になってボロボロと落ちるもんだからそれをぬぐってたのさ。 外側の部品ってのは金属の鋭いコップなわけでしてそのフチといったら円形の刃物みたいなもんでして、そのことに気づかず手をぐいぐい突っ込んで回しながらぬぐってたもんだから、ちょうどフチにあたってた中指の第2間接のとこを思いっきりねじ込むようにザクリ。 やばい!!とおもってザクリ部を見ると、ちょうどコップのフチの円弧を切り取ったような「カーブの切り込み」が間接の皮がぶよぶよしたとこに。 ほどなくして真っ赤なとろりとした「丸」が切り込みを中心にあらわれ、みるみる大きくなり、やがて表面張力の臨界をこえるとそれは真っ赤な滝へと変わり、や、どろどろぼたぼた。 あんまりこんなに血が出ることってないもんだからしばらく興味津々で溢れ出る血をながめてた。 しかしあんまりすごい勢いで出続けるもんだからさすがに恐ろしくなり、輪ゴムで根本を巻いて止血。 血はピタリと止まり、そのスキにそこら中にたれた血をふいたり、こっそり我慢してたウンコをしたりした。 そのウンコを拭くときメインで使う(紙を割れ目に沿わせるときにリーダーとなって起伏をつくる)中指が使えないもんだから、ウンコを拭くのにとんでもなく、ほんとに信じられないぐらい苦労した。 中指って大事だよ。 で、だんだん指が死人みたいな色になってきたのでこりゃやばいっつって輪ゴムをほどくと血は全然とまってなくて、さっきと同じ勢いで溢れ出る。 なのでまたすぐ止血。 ほどく。 あふれる。 止血。 ほどく。 あふれる・・・ いっこうに止まる気配がない。 結局一時間くらい会社を遅刻した(とまんなかったんだけど午前中アップの仕事があったので輪ゴム巻いて出勤。ちゃんととまったのはお昼すぎ)。 

一日たってもう血はでないんだけど、なにせ傷が深いもんだからなかなかくっつかない。 しかも指の根本が妙にどす黒く、パンパンに腫れている。 なかで化膿してるんだろーか? あんま痛くないんでほっといてるんだけど、こういうのほっといたらまずいんだろーか?? そこで大事をとって「明日医者にいこーかな?」とさぽから保険証とお金をもらうが、「医者にいく」のと「明日ごちそうをたべる」のとどっちがいいかと、さりげなくさぽから選択を迫られ、ぼくは迷わず「ごちそう」を選択。 喜んで保険証とお金をさぽに返して明日のごちそうに期待。 ありゃ? 

2002-11-29-FRI

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