さて、週末。　中指と引き換えのごちそうだが、ほんとは最初、前につくってもらった「スペアリブを煮込んで焼くやつ」を作ってもらおうとおもってたんだけど、どうも最近ふたりして胃がおかしい（起きたとき口の中がぺたぺたしていやな感じな）のでどうだろう？ということになって、こんなときに食べるのは勿体無いということで、２日前からなんとなく食べたかった「うな丼」を食べることにした。　なんとなくこっちのほうが軽いかな？と。　　帰るとさぽがいつもと違うワインを自慢してきた。　ラベルにチーズの絵がいっぱい描いてあって、なんでも「○○に合うシリーズ」なのだそうだ。　肉（牛・羊・豚それぞれあるらしい）に合うのもあればパスタに合うのもあるらしく、それぞれに牛の絵やら豚の絵やらパスタの絵がぎっしり描いてあるのだそうだ。　で、これはチーズに合うシリーズ。　うな丼にチーズとワイン？　大丈夫なんだろうかと食べはじめるが、やっぱりきっぱり分離して食べた。　最初に一気にうな丼をかっこんで、で、その後マターリワイン祭り。　うまかったなぁ、うなぎ。　うまいなぁ、ワイン。　野菜のスティック。　チーズ。　今日はひさしぶりにクリームチーズの生ハム巻きをやってみた。　ぼくはこれに「すし酢」をつけて食べるのが大好きなんだけど、ワインの刺激とかぶるかなと思い、今日は素食。　今日のクリームチーズはデンマーク製のやつらしく、いつも食べるものより酸味がなく、生ハムとまろやかに調和してすごく美味しかった。　特に生ハムの端っこのほうの脂のあるところと一緒に食べるととんでもなく美味しかったなぁ。　

あったかくておいしくて、酒もまわってきて、まだ９時だってのにうんと眠たくなってきた。　でもここで寝たらなにかあまりにも勿体無いなと思い、ちょうど甘いものが欲しくなってきた頃だったのでサンクスに散歩がてらいくことにした。　寝巻きのまま上っ張りだけ着てでかけたらなんだかチェケラッチョな感じになってしまい、コンビニのでかい鏡の中にいた自分におどろいた。　今日ここでだけぼくを見た人は、迷わずぼくをチェキチェキ君だと位置付けるだろうなと。　　しかしそれにしても今日驚いたのは、いつもめたくそに「いじめてた」小倉さん似の店員と、いつもめたくそに「いじめられてた」変に早口な新入りのおばちゃん店員が、妙に仲良くなっていたことだ。　おばちゃんはなんかほんとにひどくて、とってつけたような「またおこしください」しか言えないような人（電波系）で、仕事も全然出来ないらしく、いっつも小倉さんにねちねち怒られてたのだ。　ところが今日はなんだ。　冗談をいいあったりしてなんだかいいムードでないの。　いつも一緒にいるとそうなっちゃうもんなのかしら。　ぜひぜひ面白い（←失礼だ！）ので結婚してほしいとふたりしておもった。

しかし冬の夜の散歩もいいもんだなぁ。　空気がぴきぴきしててとっても気持ちがいい。　そしてこんなに冷たい空気のなか、今買ったばかりの雪見大福を食べながら歩くさぽにはほんとに恐れいった。　　

2002-11-30-SAT