No.105 ゼルダ!!!

まちにまった「ゼルダの伝説〜風のタクト〜」がついに今日発売(フライング)!! 歳をとるにつれてゲームに対する関心はうすれてきているのは事実だが(というよりほかの関心事が増えてきてウェイトが分散されたのだが)、任天堂の往年のビッグタイトルだけは、小学生ときのように胸おどる。もとい、腹おどる。 発売日前日なので、買えるかな?まさか買えない店なんていまどきないよな?と、ちょっとドキドキしながら予約した店に向かう。 鼻をつまんでワキガの店員にゼルダはもう受け取れるかと尋ねると、もちろんでございますばりでいろいろ準備し始めた。 予約特典やら先着特典やら、なにかいろいろあるのだ。 で、なぜか予約のレシートに書いてあった値段よりも1000程安く売ってくれて、よく分かんないけどいい店だなぁ、と気分良く帰る。 

ごはんが出来るまで、さわりだけみとこうとおもって早速始めてみる。 しばらくタイトルのバックで島の風景が流れ、ほどなくしてオープニングデモがはじまった。 版画風に書かれた、島に伝わる大昔の勇者の伝説が物語り調に語られていく。その絵や音楽のあまりのレベルの高さにはやくも任天堂のセンスを感じる。 大昔の勇者の伝説というのは、実は前作ゼルダ(NINTENDO64)の話のことで、本作はそれからだいぶたってからのお話、という設定。 パラレルではないあたりが、初期ドラクエ的でときめく。 無国籍な映画音楽的なBGMが、だんだんとさりげなくゼルダのテーマソングになると、ぼくはそれだけで鳥肌ものでもう我慢ならず、説明書もあまりみないまま(ぼくにしてはかなりめずらしい)いざスタート!  

いやいやいやいやおもしろい。 動かしてるだけでほんとに気持ちいい。 野ブタを捕まえて、最近家畜を飼いたがってるおばちゃんのとこにもってってお小遣いをもらう。 そのおばちゃんのデザインも相当センスがよく、しばらく目の前に立ってしげぽ(主人公)の視点でうっとり見入る。 海から上がるとしばらく滴がぽたぽた。 足跡もぺたぺた。 浜辺にはそこいらじゅうカモメが飛び回っている。 妹から借りた望遠鏡は9倍ズームで、しっかりした箱庭においてはほんとに「望遠鏡」として機能することにおどろく。 沖には海賊船。 どくろの旗が、丸くトリミングされた世界で美しくなびく。 家にかえるとばあちゃんがまってた。 ばあちゃんはまるっこくてやさしくてうんとかわいい。 ばあちゃんから誕生日のお祝いにもらった緑の服を着る。 それはまさしく歴代の「ゼルダの伝説」において勇者「リンク」がまとっている「アレ」である。 ここでついに少年「しげぽ」が「リンク」になった(外見上ね)。 しかしこういう見せ方、もってきかたがうまい! 剣や盾を手に入れる過程にもいちいちドラマがあって、ひとつひとつのアイテムも単なる記号ではなく重みのある存在感をもつ。 愛着がわく。 端々でこういった丁寧な工夫がなされているからこっちも適当にはプレーできない。 ちっとでも見逃したら大損だもの。 ディズニーアニメをみてるとき瞬きするのがもったいない感じににてる。 何コマ分損したろうって。  ややややや、これからどんなことが起こるのか、考えただけでむずむずする。 ゲームでこんなにココロからときめけたのはひさしぶりだ。 しばらくはテレビ占領か???

2002-12-12-THU

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