No.117 くりすま すいぶ

12月24日。「日本教」の信者は毎年決まってこの日にお祝い事をすることになっており、特に信仰心の強い男女間には、男性が女性に高額のお布施をするという「裏教義」があるという。 信者はこの日を「くりすま すいぶ」と呼び、仲間同士で集会を開いたりして大いに盛り上がる。 なんと偶然にもこの日はキリスト教におけるキリスト降誕前夜祭【Christmas Eve】でもあり、その発音が酷似していることから、なにかしら関係があるのではないかとぼくはにらんでいる。 

さて、生まれてこのかた日本教の教典であるあらゆる「マスコミ」に無防備にさらされてきたぼくは、もちろん日本教徒であり、当然「くりすま すいぶ」を楽しみにしていた。 さぽは洗礼こそうけていないがミッション系の学校をでており、なんちゃってクリスチャンでありつつ、なかなかの日本教徒でもある。 そんな我が家は、昨夜からぎんぎらぎんのパーティー帽など用意され、シャンパンなど随分前から冷蔵庫にはいっており、うそみたいに準備万端であった。 さぽはバイトから帰ってすぐに料理をし始め、2時間ほど遅れてぼくが帰宅した頃にはすっかり全品出来上がっていた。 ひさびさの「こってり煮込み焼きスペアリブ」の登場!! スモークサーモン+モッツァレラチーズがのった贅沢野菜サラダ!! ゴルゴンゾーラが錬り込まれたパケット! 手作り芋餅! イチゴの生クリームケーキ! シャンパン! ワイン! カンペキ!! 「チーズくさ〜い」とか「白がいい〜」とかいう嫁じゃなくてほんとに良かった。 特番のバラエティ番組なんかをゆる〜く見ながら、まったりほっくりとした夜を楽しみますた。 ところでドリフの特番は最近やんないのかな〜。 さんたが銭湯の女風呂に落ちるやつが大好きなんだけども・・・

2002-12-24-TUE

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