道路つるっつるで危ない危ない。　町中は平均時速20km/h。　日中一回晴れたせいで、一時的に溶けた雪が氷になったようだ。ぼくのヴィッツは四駆でABSでスタットレスだが、それでも慎重に曲がらないと一気に回転しちゃう。　帰り道にＹで左折分岐するところがあって、そこは流れ上あまり減速するべきじゃないと思っていて、角度も15度程度なのでカーブのような感覚でそのままいけると思ったのだが、やはりケツをふってしまった。　今年２回目の逆ハン。　ちと楽しい。　ちなみにABS作動はまだ１回。こないだ変なタイミングで黄色になられて、「じりじり」な対抗右折車２台いたんでなんとか止まろうとふんばったら「ゴガガガガガガ」って。　冬はさ、右折のとき寛大になるべきだね。直進車とまれないもん、スピードのってると。　　車を買った年、はじめての冬は全然かってがわからず、いつも「ガガガガガガガガ」いわせてた。　ABSでなかったら何度交差点で恥をさらしていたことか・・　恥どころか死んでたな。　平気でバイパスで80km/ｈとかだしてたもんなぁ。　今考えるとゾッとする。　よく止まれたもんだよ。　　

今日はさぽが無印の忘年会なので、夜はぼくひとり。さぽと一緒に家をでて「シトロン」へ。　ひさびさのカツカレー。　ぼくはここで本を読むとものすごく集中できるもんだから、いつもなるべく遅く料理がきて欲しいと願ってしまう。　しかし今日はご飯時の割には空いていて、15分ほどでできあがってしまった。まぁ、カレーだし。　　最近チボー家の２段組+小さい活字に慣れてたもんだから、一般的な文庫の文字が絵本のようにふざけた大きさに感じられた。　普通ページってこんなに早くめくれるんだぁ、と感動した。　チボー家だと15分の休憩なんかでは「見開き」が読みおわらないときさえあるのだ。　それとくらべたらこの進み方の軽快なこと。たった15分でずいぶん読めた気がする。まぁ、ページ数がすすむからなんだって話なんだけど、この感覚がひさしぶりだもんだからうれしかった。　ぺらっ。ぺらっ。て。　こってりしたカレーを楽しみ、雪の中、ひとり歩いて帰る。　灯油がなくなったので面倒だけど近くのGSに車で出直す。　ちょうどガソリンもやばかったので一緒にお願い。　ガソリンもつめる今日みたいなときはいいんだけど、灯油だけのときって嫌なんだよね。　当たり前のように定位置に案内してくれる人に、窓あけて「灯油なんです」ってのがどうもめんどくさい。　勝手に「はいはいしってますよ」ばりに奥の方に停めてまってるってのも、どうもぼくとして鼻につく行動だ。　なんかいい手はないもんかね。　　ところでこないだはDAKARAの1.5リットルをもらい、今回はティシューを3箱ももらった。　なんだか最近のGSは親切だ。　この調子で毎回なにかくれるんだろうか？？　ありがたいなー。

つるつるいいながら家に帰り、さて、ひさびさにゆっくり「ゼルダ」。　さぽがいるとどうもテレビをとってしまうのが悪くて、夜遅〜くにちょっとだけとか、さぽがバイトでぼくが休みの時の日中の何時間かしかゲームは出来ないのが現状。　なのでこういうときはここぞとばかりにかじりつく。　が、サブのイベントがあまりにも多すぎて、それらにかまけてるうちにさぽが帰ってきて、結局本筋はひとつも進展無し。　つくづく社会人は長いゲームができないなー、と。　サッカーゲーとかが向いてるんだなー、やっぱり。　ささっと何試合かやってスキルアップできるし、リーグ戦なんかだと累積要素もあるし。　　あー、いいなー、小学生。　冬休み。　いいなー。　　さぽはちっと体調がすぐれないのでほとんど飲まないで帰ってきた。　で、年賀状に押印する予定の手作りハンコ製作にすぐに取りかかった。　さぽはぼくと一緒で、やりかけの「製作物」があると気がかりで気がかりでしょうがなく、その方向性が決まらなかったり、不出来だったりすると、そのストレスでまいってしまうようなタイプなのだ。　みているとその「不安定」さが自分にそっくりだもんだから、本人には悪いが面白くてしかたない。　ひとりでぷんすかして、泣きそうになってる。　ようするにカンペキ主義者タイプなんだろーな。　カンペキ主義者タイプが生き延びるためには、自分の納得いくレベルのスキルを体得するほかないのでしんどい。　宿命。　　けど、帰ってすぐに製作に取りかかる様子は、客観的に見るとものすごく好感のもてる態度なんだなと思った。　単純にかっこいいわ。

2002-12-26-THU