No.133 プロセス=成果

今日は朝から気分がいい。 最近続いてる体の電気っぽいしびれが全然なく、すこぶる快調だ。 昨日お風呂になが〜く浸かってたのがきいたのだろうか? そういえば風呂上がりから妙に全身がすっきりして、夜中なのにすごく頭が冴えてたっけ。 最近悪路のせいで車の流れが遅く、いつもなら全然余裕な時間にでても遅刻をしてしまい、気持ち悪かったので、今日から思い切って20分繰り上げることにした。 その気持ちの余裕も影響してるのかな? 天気もいいし。 なんにしても人並みに健康な日は体の奥底からすごいパワーが溢れてくるようだ。 なんでもかんでも興味をもってしまう。 仕事のペースも今日当たりから漸くつかめてきたので、休憩を利用して我慢してた調べモノを久しぶりに楽しむ。

去年はギターやらヘッドフォンやらCDPやらの購入で金が前のめりになくなってって、暮れには1000円のCDすら買えない状況だったため、実はぼく、音源欲求が爆発寸前だった。 あえて情報をシャットアウトすることで我慢していたので、去年の下半期の動きが全くわからなくなっていたもんだから、一気に規制解除して情報収集する行為そのものが幸福のシャワーのようなものなのだった。 我慢して我慢して我慢してぴぴょっ! みたいな。 やぁ、きもちよかったー。 良さそうなアーティストにアンテナがたって、情報をメモ帳に書き連ねていって(このメモがしばらくは宝物なの)、さらに調べて絞りこんでって、数組にしぼった時点で試聴できるところを探して。 いざ試聴して期待外れだったり、期待以上の収穫だったり。 このプロセスがほんとにたまらなく好きだなぁ。 朝まで全く知らなかったグループの名前で頭がいっぱいになって、新しくはいった情報に触発されて、ライトな位置づけだった手持ちのアルバムが妙に「いいもの」に変化したりして。 もう一生こうやって調べ続けていたくなっちゃうほど楽しい。

いつからこの「情報収集のプロセスを楽しむ」ってのがこんなに好きになっちゃったのかなぁ? 前はもっと結果をいそいでたような気がする。 もちろん成果を堪能することもたまらない幸福なんだけど、どうも最近、この「プロセス」にこそ至上の幸福を感じるようになってきたんだよね。 で、その「プロセス」にのっけて、混ぜ合わせて、ちょとまえの「成果」をより深く楽しむっていうペースが確立されてきたような感じがする。 このペースがすごく肌に合うというか、とても気持ちよく消化吸収排泄できて、以前よりもより物事を楽しめるようになってきたみたいだ。 「プロセスであって成果であり、成果こそがプロセス」みたいな。 結局、言葉の上で「過程」とか「結果」というだけであって、そもそもそんなふたつの「状態・現象」が宇宙的に存在してるわけでもないのに、言葉に縛られてたんだね、きっと。 言語的に扱う場合の利便性ということで、こんな風にあらゆるものごとを人は「ポータブル」に「デジタル」に処理しがちだけど、実際はすべて地続きの「ひとつの流れ」なんだってことを頭の片隅にでも常においておくと、急激にいろんなことの実体が見えてきたりするんではなかろーか。 システム(この場合言語)を信頼しすぎて完全にのっかってしまうと、システムのフィルター(この場合言語のもつ慣例による四捨五入とかあらゆる簡素化)を通してしか物事を見ることが出来なくなってしまう。 ほんとは切り捨てられた小数点以下にこそ面白みがあったかもしれないのにさ。

2003-01-09-THU

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