No.147 むげん

ぼくは1年くらい前から「むげん」というのがすごく気に入っている。 「無限」の持つ哲学的意味とかではなく、「むげん」とくちにしたときの、なんともしょうもない「臭い」感じがたまらなく好きなのだ。 「むげんむげん。」実際にくちに出していってみるとわかるとおもうけど、ほんとに「日本トホホ値」が異常に高い音面(オトズラ)をもつ、めずらしい単語なのだ、むげんってのは。 なにかにつけてはむげんというぼくを、最初さぽはあきれて「なんでもむげんにすればいいってもんじゃないダニ!」とぼくを力一杯殴りつけたものだが、それでもめげずに「一番早いぜぼくむげん!」とか、「むげんの席にはおれが着く!」とか、「むげんでいつもは卑怯県〜」とかデタラメを歌い続けた結果、さぽはぼくの「むげん」にある種の敬意と愛情をもつようになった。 今では1日もぼくがむげんをしなかった日はなにかもの足らないらしく、11時を回った頃にコソーリ便所にはいって、「むげんにしては背がたかい!」とかいった、ちょっとコダサイむげんを自らやっているほどである。さぽは自分がコダサイむげんをしていることをぼくが知らないと思っているので、この日記をみたら仰天赤面して「いたなきます」というのが口癖になってしまうかもしれないから、書こうか書くまいか迷ったのだが、さぽが決定的なタイミング(もちろん食事の直前)で「いたなきます」といってしまった時に、「いただきます!」とつよくいってさぽを正すことをリアルに想像したらうんとおもしろかったので、あえて書くことに。 だので今日は消極的なトランペットをすべて「むげん」に置き換えて、車の中で世紀の「むげんぺったー(でも消極的)」になりながら家に帰ろうっと! そういう風に泣くな。 鳴くな。 (なんて心の気持ちで思いながら!!)

あ〜〜〜、きもちいい!! 地に足着いた!

2003-01-23-THU

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