No.163 図書館にいった

さて、今日はひさしぶりに県立図書館へいこうということに昨日からさぽと決めていた。 ドビュッシーとスティーブライヒが借りれるかもってのと、落ち着いて、集中して本が読みたいってのとで。 にしてもふたり一緒にいくのはめずらしい。 なんかこういうとこにくると、美術館とかいったときと似た気分になって(静かで広くて人がいて天井高くて)、ひさしくそういう所にいってないぼくら、疑似ミュージアム体験にちょっと酔いしれる。 それぞれ勝手に動きまわり、ぼくは館内をちゃんと見たことがなかったのでちょっと探険。 2階も大体まわったころ、急にうんこがしたくなったのでトイレに。 館内がもう相当静かなので、トイレなんて味わったことの無いぐらいの無音。 隣のひとの息づかい、衣擦れまで聞こえる、ひじょーに緊張する環境下でのうんことなった。 さぽはまだいろいろ見ているようなので、ぼくは人足先にふかふかソファーで本を読みはじめる。 しばらくするとさぽがコーヒーの本をもって隣に座った。 2時間くらいそれぞれの読書を楽しみ、ふと先日から気になっている「ラカン」を思い出し、せっかく図書館にいるんだしと、探して読んでみる。 大好きな人の本の中で、ラカンは難解だけどほんとにすごいから絶対読んでおくことをおすすめするというのを見て、ネットでいろいろ調べてたんだけど、やはりそれに関する情報からしてすでに難解で、実際に本を読んでみたかったのだ。 で、何冊か斜読みしたんだけど、だめだ。 予備知識がなさすぎて何がなんだかちんぷんかんぷん。 急に4つのディスクールが、とかいわれても何のこったか・・ 今日の所はあきらめよう。一朝一夕で面白さを見出せるものではないようだ。

で、ふたりして小腹が空いてきたので「花の種」にいって食事に。 ナスのボロネーゼ、トマトのピザ、レモンペリエ、抹茶小倉クレープ。 ぜんぶすごく体が欲してた成分たっぷりだったらしく、食べてる間中とんでもなく快感だった。 「美味しかった」ていうより、まさにそういう感じだった。 幸福が染みわたった。 で、無印にいって、スニーカーインソックスなのにずり落ちないという画期的靴下と、夜のおつまみを買い、次に斜向いの八文字屋でしりあがりの新作「なんでもポン太」と高野の「絶対安全剃刀(中古はあきらめた)」を買って帰る。 1日さわいでたので夜はまったり。 昨日飲まなかった日本酒を呑みつつ「なんでもポン太」を呼んでるととしみつから電話で、千枚刺しを持ってってやるから酢みそを作っとけ、とのこと。 なんとありがたい。 で、すぐさま酢みそを作り、小皿に用意して待機。 ほどなくとしみつが現れ、千枚刺しをいただく。 としみつは伸之助を風呂にいれなきゃと、すぐに帰ってしまった。 さて、それではぱくり。 うまい! ほのかなうんこ臭さが鼻にぬけて最高だ。 それに酒によく合う。 胃とか腸とかいったうんこ系はおいしいなぁ。 さぽもちょっとつまんで大絶賛。  やぁ、今日は実に楽しかった。 明日も休みっていう安心感があってこそのこの幸福感。 明日の夜はこうはいかない、とその明日の夜にこれを書いているぼく。 すでに胃が痛い…。 いや、でも今週はかなりラッキーウィークなんだった。 忘れてた! 明日行けばあさってまた休みだ。 多分。 うは。

2003-02-08-SAT

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