今日は定時であがって実家に帰ることに決めた。　ちょっと前からお父さんから「帰ってこいコール」がさりげなくきてて、今週は日程的に楽ちんなので、週なかの休みを利用して一泊帰省決行。　さぽは明日バイトなので、めずらしくぼくひとりでの米沢。　ドライブのお供にと、会社の帰りにツタヤによって例の冨田ラボの「シップビルディング」購入。　で、さっそく車中でながしたのだが、もう家（山形のぼくの家）までの道のりですでに大興奮！　ノーマークだったハナレグミの歌（松本隆作詞／冨田作曲）に相当衝撃を受け、歌モノでこんなにすばらしい曲は何年かぶりとブルブル震えながら運転してた。　キリンジの歌もかなりいい出来で、これはさぽにも聴かせたいと、家にもって帰って一緒に何曲か聴きいる。　全部の曲がこれでもかとキャッチ−で、かつしっかり聴くにたえるレベルで、これが両立してるってのは相当すごいことだと、あらためて冨田恵一の能力の高さを思い知らされる。　楽器もめちゃくちゃ上手だしなぁ。　

さて「シップビルディング」の音とともに、ひとり米沢へむかう。　ひさびさの長距離運転（しかも夜）ということもあって、なんだか妙に楽しい。　いつもつかう途中の高速もあえて使わず、ドライブを楽しむ。　１時間ほどで到着。　家にはお父さん、お母さん（くちはばったいので以後いとちゃん）、ばあちゃん。　じいちゃんは２週間前から肺の病気で入院している。　心配。　　夕飯をつくっておいてくれたので、腹ぺこしげぽちゃんはケダモノのようにそれを喰らう。　ぼくがごはんを食べてる間みんなでちょっとおしゃべりして、少ししてばあちゃんとお父さんは先に部屋にかえった。　しばらく残ったふたりで世間話を楽しみ、「あら、こんな時間」といういとちゃんのお決まりの台詞を合図にお父さんのまつ「あっちのうち」の茶の間へ移動。　お父さんは最近買ったらしい洋画のビデオをひとりでみていたが、いとちゃんがテレビを見たいというと、すんなり譲った。　お茶にしながら、ぼくはお父さんが最近買ったというデジカメをいじくる。　小さくて軽くて320万画素もある優れもので、試しに最高画質で撮った自分の写真をパソコンに取り込んでみたが、かなりでかい画像でびっくり。　A５くらいの出力なら、350dpiでもオッケー。　普通に仕事で使えるといえば使えるわ。　ただ、付属のレタッチソフトがおもちゃレベルだもんだから、これではせっかく撮ってもなにも出来ない。　もったいないのでそのうちフォトショップでも入れないとだ。　アイコラにはまる57歳ってのもなかなかかっこいい。　11時もすぎたころ、無性に酒が飲みたいなぁと思いはじめ、酒はないだろうかと訊ねたら、正月にぼくらの為に買っておいてくれたという酒が残っており、キンキンに冷えたその大吟醸をいただくことに。　実は酒がきらいでは無いいとちゃんも付き合ってくれて、ちっと夜更かし。　１日働いてきたことも忘れ、なんだか盆か正月かという楽し気な気分で就寝。　さぽとミミは楽しくやってるかしら？

2003-02-10-MON