No.166 米沢にて

起きたら実家でびっくりした。 わすれてたよ。 今日はお父さんと、じいちゃんの見舞いに行く予定。 たまたま今日2月11日はもうひとりのぼくのじいちゃんの命日で、いとちゃんは妹のひろちゃんに迎えにきてもらって一緒にそっちに行く。 だので見舞いはふたりで。 ごはんを食べて、シャワー浴びて、ちょっとお茶して出発。 ぼくも盲腸で入院した「舟山病院」。 ここの外にある薬局では、正月の温泉にこれなかった「づか」が働いているのだが、づかが働いていらいこの病院のお世話になっていないぼくは、まだ働く彼女を見たことがない。 処方箋ももたない奴が懐かしさでただ会いに来た、なんてのもぼく的に無粋な感じがしていやだし。  さて、じいちゃんの病室には、じいちゃんのほかに4人のじいちゃんが住んでいた。 窓際のじいちゃんはペニス丸出しで、なにかこっちに話しかけてくるのだが、うちのじいちゃんが「構うな」というので悪いけど無視。 ずっとあの調子なのだそうだ。 さて、じいちゃんはやっぱり元気がなく、はなす言葉もどうしてもネガティブ。 こういう時健康な人間が無神経に励ますのもどうかと思ってしまうぼくは、正直どう接すればいいのか困ってしまう。 病症を聞くと、普通に安静にしているぶんには特に苦しいとかいうことは無いらしいのだが、微熱によるだるい感じがとれなくて嫌だといっていた。 ただ、もっていったリンゴをぱくぱく食べてたので、食欲はあるようなので安心した。 はやく退院して家で過ごせればいいけど・・ ばあちゃんもひとりで退屈そう。 

しばらくおしゃべりしたのち、うしろ髪をひかれつつ病院をあとにする。 お見舞いして帰る時ってなんかいやだ。 そりゃ自分の生活に帰らないといけないのはしょうがないし、どうしようもないんだけど、でもなんかいやだ。  つづいてお父さんのデジカメ用の充電池(ニッケル水素の急速充電)を買いに電器屋に行く。 が、お目当ての品は店頭にはなく、注文になるという。 注文の手続をしている間、ぼくは店内を見て回る。 いつもながらでかいテレビにはどうしてもうっとりしてしまう。 こんなでかいテレビで「ご長寿早押しクイズ」だの見てみたいもんだ。 どんな気分か。  加湿器と空気清浄器がセットになった、なかなかスマートなデザインの商品をみつけて、ちょっと欲しくなってしまった。 最近どうもふたりして花粉症気味で、部屋の空気が気になっているのだ。 アレルギー体質の人には劇的な効果があるというし、いずれ購入しよ。 注文が完了し、ふたりでさらりとパソコンなど見てから店をでる。 ちょうどお昼で、「なにがくいたい?」と聞かれたぼくは、迷わず「肉!!」。 どうも昨日から「青年」のような食欲があるのだ。 で、いつものサティの「カルビ亭」に直行。 上カルビとハラミをたらふく食べ、大満足で店をでる。 お父さんがロト6を買ってみたいってんで、サティの宝くじ売り場にいって5口分(最小単位?)購入。 ぼくも買いたいと思っていったのだが、なんとなくおじけづいてやめた。 ぼくはこういうの絶対当たる気がしないのだ。  家に帰る途中、親戚がやってるコンビニに立ち寄る。 実は肉食い終わったあたりからおしっこを我慢してたんだけど、FAXが壊れてずーっと店内ピーピーいってたもんだから、なんとなくトイレにいくタイミングを見失ってしまった。 

さて、家に帰ってばあちゃんとお父さんと3にんでおしゃべり。 ばあちゃんのやりかけのクロスワードに挑むも、残っているのはどれも難しいのばかりでお手上げ。 それでもしつこく見ていたら、何カ所かひじょうににきもちのいい発見がつづき、なんだかんだ結構埋めることができた。 これは爽快だ。 お父さんが「あっちのうち」に引っ込んでからもしばらくばあちゃんとふたりでおしゃべり。 ばあちゃんは「じじがいなくなったら水彩でもはじめるかしら」という。 「じじがいなくなったら」はいただけないが、絵をかくことはぜひやってもらいたい。 道具一式プレゼントしたい。 家に帰ってばあちゃんが絵をかいてたらほんっとにうれしいなぁ。 なんか知らないけど想像するとうっとりしちゃうなぁ…   ふと、時計をみたら4時前。夕方の5時まで山形に帰ってさぽを迎えにいかなきゃいけないのを思い出し、すぐ帰り支度。 お父さんとばあちゃんにバイバイして出発。 帰りの音楽はマイルスの「イン・ア・サイレントウェイ」。 気持ちいい。  で、1時間20分くらいかかって到着。 バイトを終えたさぽをひろって家にかえった。 なかなか忙しない1日だったけども、たまに実家にかえるといろんな発見があっていいもんだと思った。 みんないろいろ大変だ。と。

2003-02-11-TUE

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