さて、昨日ほとんどあきらめたゲームボーイアドバンスSP。　発売前日ってことで、念のため、だめもとでいつものゲーム屋にいってみる。　モックでも置いてたら触りたいなぁなんておもってると、なんと「SP予約受付中」の文字。　なんと！　前日でも予約受付中とな？？　でも今からじゃ間違いなく次回入荷分(３月？）に回されるのは目に見えている。　だめとわかってて聞くのもいやだなぁなんておもってたら、ちょうど目の前を店員が通りかかった。　こりゃタイミング的に何者かが「いまだ聞け！」といってるんだなととらえ、その声にあえて従うことにしてだめもとで聞いてみる。　「SPは今からの予約でも明日買えるでしょうか？」　　すると店員「ソフトと同時購入でしたらまだ大丈夫」だという。　おお！　そりゃもちろん「メトロイド」買う気だったから一緒に買うさ、まかせとけ。　さっそくレジに行って予約手続き。　と、レジの奥の箱に夢にまでみたSPの箱が山積みになっているのが目に入った。　おいおいなんだよ、いっぱいあるんじゃん。　昨日のあきらめは一体なんだったんだろうか。　確かに世の中的には全然足りてないらしいんだけど、田舎の強さか！？　いや、でもあちこちの情報だと今回田舎は中央よりか分が悪いらしい話だったんだけどなぁ・・・　力がなくて数とれないっつって。　　まー何にしても良かった！　ほんとに、心からうれしい！　一回落ちただけ余計にうれしい。　しかし「こちらでよろしいですか？」と確認で見せてくれた外箱の小さいこと！！　タバコの箱ぐらいなんだよ、まじで。　

うきうきで家に帰り、しばらくしてさぽを迎えにいく。　帰りの車中、さぽが「何時に家にかえったの？」ときく。　ぼくが「大体7時30くらい」という。　するとさぽ、「冷蔵庫の中みた？？」と。　実は、さぽは今日の午前中にバレンタインデーのチョコ（トリュフ）をこしらえてくれていて、それを皿にならべて浅いざるを逆さまにしてかぶせ、冷蔵庫に隠していたのだった。　そしてぼくはつい先ほど、ミミにごはんをくれようと冷蔵庫を開けたとき、そのあやしいざるに当然興味をもち、うっかりそれを見つけてしまっていたのだった。　「冷蔵庫の中みた？？」と聞かれたぼくは、咄嗟にしらばっくれたほうがいいなと判断し、頭ではそうしたつもりだったのだが、顔の筋肉が考えについてこれず、それはたいそうにやけてしまった。　もう弁解の余地もなく、見てしまったことを白状する。　だめだ、ぼくはすべて顔にでる。　昔っからポーカーフェイスな人が羨ましい。　面と向かって誉められたりすると、うれしくって途端にアホみたいに顔がにやついて赤くなってしまうので、どうか面と向かってぼくを誉めないでください、ほんと。　中学校のとき、どう考えてもあり得ない、「ブスの代名詞」みたいな女の子と「あやしい」んじゃない？と、もちろん言ってる方も言われてるぼくも「ネタ」でしかないと分かり切ってるような状況下でさえ、なぜかぼくはうんと赤面してしまって、大変気まずい思いをしたことがあったほどだ。　ふざけて言った方は「おいおいまさかほんとにあいつなのか？？」とオタオタする始末…　　ど〜も顔の反射が敏感すぎる。　　で、ばれたならしょうがないってわけでも無いんだけど、食後は１日早いチョコ大会開催。　紅茶を飲みながら、様々なうわモノ（アーモンドスライスやらココアパウダーやらレーズンやら）をほどこされた、さぽ手作りトリュフをいただく。　これが冗談みたいにうまい。　なにやら高級なブランデーを錬り込んだらしく、トリュフ特有のあの「冷たい」ような気持ちのいい錯覚？と酒の風味がなんとも心地よく、紅茶との関係も酒と肴のようにお互いを求め合う絶妙のバランスでなりたっていて、もう一気に食い尽くしてしまった。　これはいくらでも食べれてしまって危険だねと、ふたりびびってしまうほどの出来の良さ。　ぜひ年一といわず週一でつくっていただきたい。　　しばらくすると、さまざまな感動が体を刺激したのか、あるいは花粉の影響か、変に神経が立ってきてしまい体の奥の方からむずむずいらいらしはじめた。　松っちゃん（ダウンタウン）のまぶたの形にさえ変に苛立ちを覚え、これはやばいとすぐお風呂に入る。　こういうときは体に何か非日常的な刺激を与えるほか無いのだ。　幸い湯船につかってしばらくするとむずむず感は治まってくれた。　なんなんだろう？これ。　自律神経関係かなぁ？　聞くとさぽの生理前のいらいら感と酷似している。　なぜぼくが・・・　　寝る前とかにこれになると、もう寝るどころではないほど大変なのだが、そういうときはうつぶせでちっちゃくなった上にさぽにも同じ格好で乗ってもらって、「親亀子亀！」といってしばらくじっとしてると結構な確立で直る。　筋肉の窮屈なストレスと呼吸の苦しさのストレスがいい具合に刺激になるのだ。　

2003-02-13-THU