No.186 ばいばいパーティ

今日は小国の大将ことたかちんぽのばいばいパーティてことで、米沢からゆうやとやまき(かなりひさしぶり!ゆうや同様小学校からの幼馴染み)がくるってんで、大変である。 すでに今週頭、明日の振休を届けてあり準備万端。 しかし週末になり、急に仕事が立て込んできてしまい、今日は思いもかけずみっちり働いた。 疲れた。 で、家にかえってしばらくすると米沢の二人が到着。 ゆうやとは正月にあったからそれほど珍しくはないんだけど、やまきは何年ぶりだろうか。 まさかこの家にこの男がくることになろうとは夢にも思わなかった。 こんなこといったらなんなんだが、彼は気狂いである。 変態である。 彼にいわせりゃぼくが気狂いであり、変態である。 しかしその方向性は表面的にはかなり違うベクトルにむかっていて、こうして間をおいて会うやまきは、とても容易にからめるような代物ではない。 危険物である。 しかもゆうやと二人になったやまきは、そのキャラ、立居振る舞いにショー的要素が大きくバリアとして表れ、ほんとに太刀打ちできない、というか同じ空間にいるだけでとんでもない圧力を感じるほどなのだ。 しかしこういう異常な状況を客観的に楽しむ(気になりきる)ことこそ、実に稀な、なんともいえぬ快感であるということ覚えてしまったぼくにとって、これはもう最高に幸福な時間に他ならないのだ。 しかも完全に受け身でいれるこの無責任な安楽。 

さて、4人で買い出しにいき、鍋の具材、酒などを買ってくる。 帰って準備をしてると主役のたかし、としみつと続々面子が揃ってきた。 たかしは来て早々持参してくれたふぐのひれを使って「ひれ酒」を燗してくれた。 これがとてつもなく旨い!!! ほんとに旨い!!! さらにこれもたかしが持参してくれたあん肝!!! これもやばい!!! もう最初鍋そっちのけでそればっかくってた。 まさにツボ。 珍味に満足してようやく鍋に手をつける。 うまい! もうなんだか全部うまい。 ああ、うまい。 イチゴのビスケットもうまい。 サラダせんべいもうまい。 そしてやっぱりひれ酒がうまい。 たかしは主役だというのにぼくの酒がなくなりそうになるとものすごいタイミングで次の燗を用意してくれて、おかげでとぎれることなく熱々の酒を楽しませてもらった。 もはや職業病だといっていた。  さて米沢の濃いー二人組は終始「学校(映画)」の再現VTR状態。 数々の名場面をあますとこなくすごいレベルでやってくれた。 特にゆうや演じるイノさん(邦衛)の競馬の回想シーンが圧巻で、全員あまりの邦衛っぷりに言葉を失ってしまった。 ゆうやもやまきもあらゆる場面の台詞が完全に頭に入っていて、どちらも誰の役でもすぐに担当できるのが本当にすごいとおもった。 天才だ。

たかしのハニー、さやか嬢が長井からバイトを終え駆け付け、参戦。 で、ちょうどそのあたりからぼくとやまきは奥の部屋にひっこんでベースとギターを合わせて遊ぶ。 はじめベースがなかったのでやまきはフルアコをベース代わりに、ぼくはアコギでコードバッキングして、ベタなブルース進行で楽しむ。 やまきのベースが「ブレイク」してこちらにソロを要求するが、フレーズを溜め込むことをさぼっていたぼくは当然それには応えられず、おかしなテンションコード、無理矢理な代理コードをおぼつかない手で崩すことでなんとかしようと試みるも、アコギということもありそのプレイたるやさんざんなもので、そこからなにも発展しなかった。 やまきもベースじゃないと調子がでないってんで、ぼくは物置きからエレキベースをひっぱりだしてきた。 ところがそのベース、弦が一本(3弦)切れていて、これまた手癖がそのまま使えず悪戦苦闘。 しかもそのうち4弦まで切れてしまい、やまきは1、2弦のみで上下に動き回り弾くはめになり、はじめよりか大変なことになってしまった。 しかし基本のコード進行を紙に書いて、それを基本に膨らませたり、転調したりっていうやり取りを人とできたってだけでぼくは大満足だった。 楽しいわ、やっぱり。 あわせるのって。 昔から「じゃあEでちょうだい」みたいなやりとりに憧れていた。

としみつは明日仕事ってことで、早々に代行を使って帰る。 たかしとさやか嬢も2時すぎに歩いて帰る。 で、残った4人も3時すぎ、寝室にひっこんで漫画をみながら眠る。 ゆうやが持ってきたダイソーの100円漫画。 これがほんとにすごいんだよ。 いずれネタの無い日にでも紹介します。

2003-02-21-FRI

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