No.189 生ハム

あぁ、新しい一週間がはじまってしまった。 一年で一番いやな時期に突入だ。 どうも今日は集中力がない。 一日中「美味しいモノ食べたい。」 そればっか。 すっごくクセのある、絶対的な美味が食べたい! たぶん昨日のデパ地下をひきずってる。 で、自然と、普段めったに覗くことのないヤフオクの「食品」にいってしまったぼく。 いろいろ見てるうちに、ふと「生ハム」が頭に浮かんだ。 こないだイタリア展で買ったパルマ産の生ハムがあまりにも美味しくて忘れられないのだ。 で、探ってみたところ、発見! いたよ、あきらかにここで卸業やってる人間が。 常に10点以上、なかなかお目にかかれないようなめずらしい品【生ハムの原木(7,8キロの塊)やら背あぶらの生ハムやら生サラミやらカラスミやらなにやら】を同時出品しているおっさん(想像)が。 この人の評価欄にはみんな自然と味の評価までしてしまっていて、それを読めば読むほどこの出品者への信頼が深まるばかりでなく、その商品の味への期待もいやがおうでも膨らんだ。 だって【コメント:本当に美味しい生サラミでした。しっとりと豊潤だし、美味しく熟成している感じでした。日本の物のように、紙みたいなものに包まれているものとまったく違います。本物の腸詰でした。残ったものを、千切りにして、ガーリックといためてパスタにしたらとても美味しかったです】とか【本当に、とろりととろけたラルド(背あぶらのやつね)は最高です。塩分も薄いぐらいだし、大理石の中でじっくり寝ていたと思うと、すごい食べ物だなーと思います。以前食べたラルドより、圧倒的に美味しかったです 】なんて文章を読まされた日にはあなた!! あー、食べたい!! 今すぐ食べたい!! お小遣い入ったらうっかり3万円の「原木」買っちゃいそうな勢いだ。 腹減った〜。

2003-02-24-MON

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