No.197 どうでしょうDVD発売

ついに発売!!! 「水曜どうでしょう」のDVD第1弾、「ハノイ→ホーチミン 原付ベトナム縦断1800キロ」がついに本日(ほんとは明日)発売!!!  さぽが遅番でおつかれだったので、贅沢にもふたりモスバーガーにて夕食。 その帰り道、ほんとは12時過ぎないと売ってくれないのだが、「だめもとで聞いてくる」と、さぽが予約したローソンに直撃。 ぼくもわくわくしながら車で待機。 待つこと3分。 出てきた! 人生最大の喜びの形をしたお顔のさぽちゃんが、白い小さな袋をもって出てきた! すごい!! 明日にならないうちに手に入れた!! さぽちゃんフラゲ大作戦、見事成功!!!!  さぁ、もう見るしかない。 なにがどうであっても見るしかない。 今日はふたり合意でお風呂に入らないことに決定。 のこりの時間、フルでこの宝物につかうのだ。 もう最高にしあわせ。

家に着いてさっそくパッケージをあける。 予約特典?ですごくいい紙のポストカードがたくさん入っていた。 かかれた絵もすごく気持ちのいい質感で、おまけでこんないいモノをくれるどうでしょうに乾杯。 さてDVD。 ジャケもかわいい。 説明書をみると、とっても細かくチャプター分けされているらしく、みたい場面にすぐ飛べる親切設計。 チャプタータイトルは、その数分間の特徴的な名言。あるいは出来事。 なんと放送未公開シーンもふんだんに盛り込まれている上に、副音声で両Dのリアルタイム解説まで聞ける。 乾杯。  2枚組でそれぞれに4話分収録の合計8話。 時間にしておよそ4時間。 いたるところに「一気にみると体を悪くする」と書いてある。 そうだろう。  さぁ、いよいよ見せていただこうじゃないの。 6年間の集大成。 最後の旅、原付ベトナム縦断1800キロを。

やばいやばいやばいやばい。 冗談じゃなくおもしろい。 冗談じゃなくおもしろいって。 なんだこの高揚! 面白い面白い連発すると「笑い」のほうの「面白い」だけだと思われるかも知れないけど、違う。 「旅」の面白さもすごいウェイトを占めてるのさ。 これは。 なんといおうか。 ああ、なんといおうか。 いや、もちろん、終始激爆笑さ、そりゃ。 「笑い」だよ、相当。 とんでもないテンションよ。 いやいやいやいや、とはいうもののゆるいのよ。 空気は。 基本的に。 ゆるさが実にいいのよ。 気持ちとしては、自分の仲間、それも一番面白い、コアな笑いの分かる連中との夏旅行の時のビデオをみて、「ぼくら、なんと面白いことをいっていることかしら」てな感じよ。 あの面白さ。 それがかゆい所に手が届く絶妙な編集と、大泉洋という一人の天才によって、とてつもない、至上の娯楽メディアに昇華されちゃったのがこの「どうでしょう」なのよ。 すごい。 この幸福感はすごい。 で、なんだっけ? そう、「旅」の面白さ。 これが実にいい。 学生時代に夜中にテレビ番組全部おわっちゃって、やってるのはNHK名曲アルバムだけで、仕方なくそれをぼ〜っと見てたらその「疑似旅行感」に思いがけずハマっちゃったなんて人にはうってつけ! あれの100倍気持ちいい生の旅感覚を味わえる。 この原付ベトナム縦断1800キロの旅は、縦に長いベトナムを6日で「カブ」で走破しちゃおうという企画なんだけど、ベトナムといえば知る人ぞしる「カブ大国」。 道路には常に信じられない数のカブがひしめきあっている状態なのだ。 家族5人で一台のカブに乗っているなんてのはざら。 しかも信号があるのかないのか分からないような道路事情で、でかい交差点では縦からも横からも、ダンプもカブも自転車も歩行者も牛までも、なぜ死者がでないのかという勢いで入り乱れている。 見ていて常にひやひやする。 車線もあって無いようなもので、ずーっと反対車線を走るバスなんてのがワヨワヨいる。 そんな中にポイと投げ出されるのである。 出演者のふたりは。 そしてその背中を見続けるカメラ=ぼくも同時にそのヒヤヒヤ感を味わえるのである。 その感覚たるや実にリアル。 もちろん道路事情の緊張感なんていう心臓に悪そうな面だけでなく、町の雰囲気や、国道の空気、海岸線や峠の景色なんかが、まるで実体験のごとく感じることが出来る。 なにが普通の旅番組とそんなに異なるかといったら、おそらく「計画されていない空気」なんだとおもう。 絵を撮ってるほうにも「何が起こるか分からない」という緊張感があるもんだから、それが画面からビンビン伝わる。 それが生っぽさになっているんじゃないだろうかと。 さ、今日は半分でやめにして、残りは明日見よう。 うしゃ。

 

2003-03-04-TUE

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