No.220 客のほうが偉いわけがない

最近つよくおもうのだが、「客のほうがえらい」みたいな一般的な空気がどうもおかしいとおもう。 経済の構造上、というとあれだが、共同体のあり方における自然の摂理として、客サイドが取引のイニシアティブをにぎるのは仕方ないことなのだが、それは価値交換システムにおけるイニシアティブ以上のものでは決してないとおもうのだ。 納得ずくの「任意交換」ということで、そこで取引的優劣は本来ないはずなんだから、本質的に「商品・サービス」を提供する側がへりくだる必要なんか全然ない、と。 というか、むしろ客サイドの方がへりくだるべきぐらいにおもうわけさ。 ほんとは。 だって、貨幣っていうポータブルな記号なんかとくらべて、ものすごく美味しいうな丼や、スルメのようなすてきな音楽や、きてるとうんと幸せになるような服や、そういう「商品とかサービス」のほうがよっぽど価値が高いきがするんですもの。 固有のすばらしい価値をもった「提供する側」のほうがよっぽどえらいと思うんだよね。 なのにどうしてか、あたりまえのようにふんぞりかえる小市民。 価値のなさそうな奴ほど「お客様は神様」だと思いこむ罠。  結局は人と人との関わりにすぎないのに、客と店員といった無意味なポーズに酔いしれる哀れな小心者。  だれひとり、えらくなんかないぞばかやろう。 ミノルホド コウベヲタレル イナホカナだぞこのやろう。 こんな気の利いたシャレが他にあるかっつーの。 上下関係なんてのは幻想だ! 敬語は冗談として楽しむもんだ! 年の功もくそもあるか! ほんとの「功」をもったひとは一番嫌うんだ、敬語とか、自分がえらそうにすんのとか。 堂々とするな! 気持ち悪い! どれほどのもんだっつーんだ! ほとんどみんないつでもヘコヘコしてるくらいでちょうどいいんだ! とんだ勘違いだ! おれに敬語なんかつかうな!!!!  売り子は変な言い回しででかい声でありがとうございましたとかいうな!(関係ない)

しかしさ、また急だけどもさ、うちのピッツァ、やばいよ。 なんかちょっと捕まるんじゃないかってぐらい、化け物みたいにうまいのよ。 全感覚があんまり急に満足させられちゃって、うっかり鳥肌がたつ。てなぐらい。 こないだのオリーブのやつなんだけどね。 永遠に口の中にいれていたいって本気でおもったよ、ぼかぁ。 お店ひらいたらはやるよほんと。 まぁ、ぼくら商売むかないけどもだ。

2003-03-28-FRI

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