No.224 正しい努力もさせてもらえない社会

特にこれといってなにもない1日だったなぁ。 忙しいし、仕事もいっぱいあとにつかえてるんだけども、あんまり長いことそういう状態だもんだから、慣れて来ちゃって、どうでもよくなってきた。 みんなそういう感じ。 全然帰っちゃダメな感じなのに、みんな8時くらいにふつうに帰っちゃった。 もたないね、そんなすげー緊張状態は、ながくは。 がんばっても見返りがあるわけでもなく、しいていえば現状維持こそ見返りか、このご時世。 そーいえばうちの会社、4月から基本給の一部が能力査定されることに決定したんだけど、その制度のあやふやなことといったらない。 説明会の時に、もちろん穴だらけのその説明をガンガンつっこんだんだけど、結局会社側は「査定方法の具体的なことは社長に・・」の一点張り、で、その社長はもちろんライターやデザイナーの善し悪しなんてわかるはずもなく、パソコン上でいかに合理的な生産性の高い仕事をしてるかなんて見極められるわけもなく、結局、「あいさつがちゃんと出来ている人」を評価するみたいなことだけいってうやむやにしてしまった。 おいおい・・ あいさつ結構、あいさつしないやつはぼくだって嫌いだけどもだ、仕事の査定とは全っ然かんけいないぞ、それ。 いや、むしろ、あなた方のよしとするところの「無駄に元気いっぱい」の声のでかい連中は実はあんまり仕事できないぞ。 見せかけの誠意のバロメーターだぞ、あれは。 ぼくが雇う立場の人間なら絶対採用しない人種だぞ。 能力査定は理想的な給与形態だけども、正確に全体を査定できる人なんて、とてつもなくなんでも分かってて、どんなときにもどんな場所にも存在できる神様みたいな人でもなけりゃ無理だよ。 営業みたいに一定スパンの数字というわかりやすい判断材料がないんだから、ぼくらの仕事は。 金額で判断するんなら割の合わない仕事を「断る権利」がぼくらになけりゃおかしいしさ。 はっきりいって、うちの会社で正しい能力査定なんて、絶対不可能なのだ。 ま、なにをいってもやつらチンプンカンプンだろうから、お望みどーり馬鹿声で愛想よくあいさつして点数かせぎでもするしかないよ、生活するために。   どこまでもあほくさい。 誠意をもった正しい努力もさせてもらえない。 つーか、正しい努力は煙たがられる。 ふふ。

2003-03-31-MON

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