No.251 せんだい

すげーハードな1日だった。 にもかかわらず、ずっと元気で楽しかった。 やっぱり春になってパワーに満ち満ちているみたいだ。

朝起きるとさぽがいない。 うっすらと散歩に誘われた記憶があるので、おそらく散歩にいって盛り上がってどこまでもいっちゃったんだろうということにして、その隙に集中して日記をおわす。 で、庭にでてミミとふたりでめいっぱい遊ぶ。 楽しそうなときのミミは歩き方がバンビちゃんみたくツッタカタラッタとした調子になるのですごくかわいくて、こっちまでさらにさらにうれしくなる。 しばらく遊んでるとさぽがお菓子と牛乳を買って帰ってきた。 予想どおり散歩で盛り上がりすぎたらしく、山形を一周してきてしまったのだという。 朝からへとへと。 さんにんで庭のベンチに座ってお菓子を食べながら遊ぶ。 稲村さんが窓からぼくらを見つけて「いいわねぇ」。 ほんとにいいわよ、こんなの。 太陽が雲に隠れて肌寒くなってので家にもどり、今日行く予定の仙台私立現代美術館についていろいろ調べる。 さぽの友達で仙台に住んでいるみやざわに電話でくわしい場所や駐車場事情など教えてもらう。 大体どうすればいいか分かってきたのでとりあえず落ち着く。 出発まではまだ時間があったので、さぽがいろいろ準備してるまに、ぼくはメトロイドを進める。 ギリギリの体力で次のセーブポイントに辿り着くことができ(これがこのゲームの醍醐味!!)、無駄なく進展できて大満足。 さらにギター道場にも顔をだし、小一時間特訓する。 午前中から実に充実している。 で、お昼になったので出発。 が、お腹が空いたのでまずはうどん市に行き、天ざるとカレーうどんをそれぞれ食べた。 山大前のうどん市はうまい!

行きは高速を使わないで行こうと、峠越え。 これが間違えた。 普通ひとつさきのI.C.までは高速を使って、峠越えは避けて、で、そこから下道で行くんだった。 峠の道の大変なこと。 山は綺麗ですばらしいんだけど、対向車のストレスがなんともこれからのやる気をくじく。 ようやく山を抜け、でかい、はやい道路に。 こっからは気持ちいい。 1時間ほどで仙台到着。 地図を確認しながら、目的地を目指す。 仙台の道路はいつの間にか左から3車線すべてが強制的に左折車線になってたりすることが多く、今日もこれでやられた。 もっと真っ直ぐいくはずだったのに、泣く泣く予定外左折。 となりのナビはパニック。 どんどん流れる中、なんとかルート修正し、ちゃんと目的の道路に到着。 都合のいい駐車場が見つけられずしばらくグルグルし、ようやく無人駐車場発見。 しらない街なので、いちいちぴりっとした緊張感があって楽しい。 そこから歩いて5分くらいのところに仙台私立現代美術館発見。 美術館とはいうものの、アパートのワンフロアを改造したようなすごく小さな箱で、中には不思議少女が年をとったような、かわいいおかっぱの女性がひとりでお城をまもっていた。 500円でワンドリンクを買うシステムで、ジンジャエールとトニックウォーター(もちろんウィルキンソン!)をもらって、だらしなく飲みながらトォンブリーのポスターを鑑賞する。 ほんとに箱がちっちゃいもんだから、見ると行っても1分程度で見終わってしまい、あとはポストカードや常に売ってるポスターなどをみて時間を潰すほか無かった。 ここは美術館というよりもサブカルいろいろボックスみたいな感じで細かいイベントを細かいスパンで回していく、そーいう所なんだろーな。 かつての不思議少女は真っ暗な自分の部屋(?)で暗闇をみつめてなにか一生懸命考えているようで、そっちのが興味深かった。 トォンブリーの作品はおそらく相当かっこいいんだが、ポスターでは全然よさがつたわらない。 ふたりとも生で見てみたいという気持ちが強まった。

ミニストップで夕張メロンソフトを買い、近くの公園のグルグルまわす遊具で遊んで、さくらをグルグル楽しみ、駐車場を街中に移動し、フォーラスへ。 ズッカに顔をだすとあたたかく歓迎される。 さぽがまりおさんとうんと仲良しで、ぼくが一緒にいったときとかも妙にハイテンションで盛り上がってしまうため、この店でぼくらはある種名物夫婦のような楽しまれかたをされているのだ。 これが例の旦那か、みたいな。 で、貧乏で、サンダル買ったばっかりで、買う気は無いのを知りつつも、まさにぼくのツボをおさえたカットソーなどをすすめてきやがる。 く。 ここは我慢。 カード借金はごめんだ。 せめてギターローンが終わるまで、ぼくは財布のひもをきゅっとしめておかないと大変なことになってしまう。 で、後ろ髪ひかれつつ、タワレコへ。 なにもないのですぐ退散。 もういっかいズッカにいって、公然ひやかし客としていろいろ物色。 で、やっぱり買っちゃいけないぞと改めて自分に言い聞かせ、みんなにお別れしてフォーラスを出る。 タワレコの欲求不満をHMVでなんとかしようとしたが、こっちも変わらず品揃えが悪い。 なんなんだ。 フロアが少なくなると「いい音楽」から順にカットされるのか?この国は?  あきらめて店を出ると、なんとばったりあきしゃぷちゃんに遭遇。 オフのときはいつもばったり出会うあきしゃぷちゃん。 ネットでつねに会ってる気がしてるから、おたがい「ああ。」というテンション。 とりとめのない話をして数分でわかれる。 またあした、オンラインで。  で、ライブまでまだ2時間くらい時間があるので、適当な店で食事にする。 だらだら食べて時間をつぶし、ちょっと遅れてライブ会場へ。 フォーラス地下のジャンクボックス。 すでに箱はいっぱいで、はいっても入り口のドアの真ん前で、ステージなんてなにも見えない。 しかも流れてる轟音は知らない曲ばかり。 それでもひさしぶりの生音とライブのテンションがすごくうれしい。 しかし出入り口のために人の動きが多く、しょっちゅうよけてあげなくちゃいけなくてなかなか集中できない。 最初はできるだけ移動したりよけてあげたりしてたんだけど、これじゃちっとも楽しめないと、途中からあまり動かないようにした。 それならそれでみんなむりくり押しのけていくからそれに身をまかせればいいやと。 考え方をかえれば、ごみごみの副産物としてぼくのひじにいろんな女の子のオパーイがグニグニぶつかるのも又楽しいじゃないかと。 やや、むしろこれが楽しいんじゃないかと。 しかしさすがに体力の限界で、立っているのもしんどくなってきて、ライブ途中で会場をあとにする。 いつもいかないようなライブだもんだから、なじみのない客層、ノリを体験できてよかった。 一曲だけぼくらも知っている昔の曲をやってくれたのがすごくうれしかったなぁ。 

へとへとで仙台を出発。 まともな判断ができず、高速にのりそびれてまたしても下道で帰宅。 下道でもなぜか行きとは違う道路で、よくわからないけどとにかく山形方面へ。 BGMはこないだかったキリンジのスウィートソウル。 もうダメだとかなんだかんだいってる割にしっかり歌えるようになっていて、ふたりきもちよくカラオケしながら帰る。 無事山形にとうちゃくしたときには、道路ってほんとにつながってるんだなぁと、へんに感心。 車で遠出して帰ってくると、いっつも感じる感覚。  家につくと結構元気で、すかさず文藝よんだりできちゃう自分のパワーに驚く。 が、やはり肉体は相当疲れていたらしく、ほどなくしてものすごい眠気が。 で、ばたり。

2003-04-27-SUN

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