いやぁ、ぼくのいつもここで吐いてるような夢想というかひとりよがりの理想というかエゴを憎むあまりにじみでる自分自身の汚らわしいエゴというか、そういうのって、２ちゃんだと「電波」のひとことで片づけられちゃう類なのね。　ぼくは「ああ！ぼくみたいなのが『電波』なんだなぁ」と、しみじみ思い知ったよ。　　やいやいおまいら！　おれが電波だぞい！

さて夜、としみつの家にいろいろもらいにいく。　こないだ福島にぼくらが行った入れ違いで、としみつとじゅんこと伸之助も福島の実家に帰った。　そのときもらってきたお土産と、例の「金龍カレー」と、あと、ともの結婚式で着るｵｻﾚスーツを借りに。　アパートの脇に路駐してこんばんわ。　家の中はお風呂の強烈にいい匂いで包まれていて、急激に幸せに。　すっぱだかの伸之介がすっぱだかでないじゅんこに体を拭かれていた。　おそらくとしみつはすっぱだかでまだお風呂にはいっているようだ。　伸之介のうんとかわいいペニスをぼくとさぽで玩んでいると、すっぱだかでないとしみつが風呂からあがってきた。　すっぱだかでない４人は、すでにすっぱだかでなくなった伸之介を中心に集まり、談笑、そうしてぼくら10時まえ、メロンのもてなしをうける。　としみつにずっと借りっぱなしだったビルエヴァンスのboxを思いだし、ﾄｰｲｵｰﾀのシゲッツからパシリの魂でとってくる。　さっそく流れるヴィレッジヴァンガードでの神憑り変態演奏。　ラファロのベースが心地いい。　で、ｵｻﾚスーツを出してもらう。　ここで借りるということは、もちろん上から下までｷﾞｬ●ｿﾝに決まっている。　しかしさすが、品のあるだらしなさのツボを完全に心得ている。　シャツの丈の短さ、襟の浅さ、タイの花柄の処理のうまいこと、すごいわ。　こんなに「うまい」って心から思える服ってめったにないんだから、ほんと。　靴まで借りて、大助かり。　ほんとに感謝。　　で、内緒だけど金色の飲み物をちいとだけいただき、ほんとはもっと遊びたいんだけどお互い明日も早いのでおいとまごい。　金龍カレーは10個はなかったようで、中辛3つ、大人の甘口2つを1080円にまけてもらった。　これでしばらく極上のカリーライフが約束された。　　ああ！　忘れるところだった！　今日の夕飯！　としみつの家に来る前に食べてきたんだけど、なんと今日の夕飯、「黒酢を使ったソースを使った油で揚げたスペアリブ」だったの。　さぽがまたしてもぼく好みの新メニュー作ってくれた。　さぽは作ってる過程で「油」を体験しすぎて完全に食傷。　おかげでぼくは1.5人前いただけた！　これがうまかったのなんの！！！！　黒酢の風味とあぶらの旨味と揚げたことでできたカリパリ感が絶妙！　いやぁ、ケモノの死肉はやっぱりうまい！　この肉食の汚らわしい欲望はどうしても抑えられそうもないわ。　だめだだめだ。　ぼかぁ、てんでだめだだ。　　「だめだだ」って…　

2003-05-07-MON