No.265 濃厚カレー

お外がこんなにも気持ちよさそうだってのに、先日買った「ギフトピア」があまりにも面白いせいで、今日は半日それに費やしてしまった。 この時期の散歩はかけがえのない極上の幸福だとわかっていて、わかっていてそれでも家に閉じこもることを選んだぼく。 選ばせた「ギフトピア」。 ものすごいよ、これ。  で、目のつかれたゲームっ子、2時にさぽをむかえに行き、そのままジャスコへ。 ゲームっ子は寝巻のまま出てきたので、車で待機。 前に日記で、ビルのインタープレイの1曲目の「you and the night and the music」を聴いたときに手持ちで他の誰かが演ってるやつが思い出せないみたいなことを書いたんだけど、ついにわかった!! ケイト何某という、jazzピアニストのCDだった。 車用になってたんで、なかなか最後の方の曲を聴くことにならなくていままで発見できなかった。 ああ、気持ちいい! この7拍子のフレーズがはさまるんだ! デェーデッデッデーッデ!っつって。

家にかえりしばらくすると、さぽが発狂してしまい、一緒にカレーをつくろうってんでタマネギをみじん切りしたところだったんだけど、そこでストップ。 さぽの発狂はひさしぶりで、今日のはいつにもましてすごいエネルギーに満ちあふれていた。 男ではいかなる状況下でもこうはなれないであろう女性種特有のすごい生命爆発力。 ある意味美しい! で、2時間ほどでなんとか落ち着き、カレーづくり再開。 例の金龍カレーを使って、今日はなんとぼくが作る! 楽しい! 2連休ゆえのこの余裕。 ルーの味が異常に濃いから、水を箱に書いてある分量の倍は入れていいというさぽの忠告を無視して、そんなわけはないと、明記された分量通りに3と1/4カップの水で煮込み始める。 時間差でイモもいれ、累計1時間ほど煮込み、火をとめ、いざ、ルー投入。 お湯に溶かしつつまぜまぜするのだが、おかしい。 濃すぎる。 蒸発した分のお湯は補充してる(普通はそれも考慮して水の分量は決めてるんだろうけど、3倍くらいの時間煮込んだので多少補充した)のに、そんなレベルではなく、すさまじく濃い。 味も当然濃い。 うまいんだけど、これではあまりにも濃すぎる。 ほんとにさぽがいったとおり、水を倍いれてちょうどいいくらい。 なんでこんな分量になってんだろうか? お湯やら牛乳やらで粘度が下がらないところまで薄めて、味を調整。 基準が狂ってきて、どこでやめるべきかがよく分からない。 まだちょっと濃い気がするけど、こんなもんだろうといただきます。 腹ぺこ限界。  うまい! うまいんだけど、やっぱりまだ相当濃い。 なんというか、食べてて疲れる感じ。 食べた後も、なんか攻撃的な刺激が体に残る。 んん、残念。 残念だけどおかわり。 うまいことはうまい。 でも濃い。 

10時前、眠気が襲ってきたがこのまま明日にしてはいけない。 もうちょっと遊びたい。 だので12時まで2時間寝て、風呂にはいってしゃきっとして、3時まで3時間遊ぶことにした。 これが大成功! すごく有意義な夜を過ごせた。 体の調子もなんだか良くなった気がした。 そんなわけはない。

2003-05-11-SUN

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