No.268 なぁ、ミドリ

自分がどれだけ「ダメ」か、を知るにも相当な「修行」が必要なのがこの世の中で、自分の「ダメ」さをリアルに痛感するためにはまず、自分がどれだけ「スゴイ」かを知らなきゃいけないんだとおもう。 なきゃいけないというか、かならずそういう道をたどると思う。 どれだけ自分が飛び抜けて価値ある存在かを存分に確かめて、そして、それからふと上をみて、愕然とする。 自分の頭上に、極端に細いものの、なんと長い長いヒエラルキーが続いていることか! この細い細い塔の存在を確認するために、視力を鍛えていただけだったのだ、いままでは。 やっと見えた!現実が! ここからようやく「人間」スタート。 てな感じ。 それにしてもおいおい、この塔はどこまでつづいてんだ? 下は案外すぐ地面なのに上はかすんで見えねーぞ! って、ここでイームズのPowers of Tenよろしく、ごんがんがんごんと神の視点でもってひきにひくと、あららら・・。 なんと自分はほとんど地面に立ってるのとかわらないほど下にいるじゃない! 頂上を100としたら、ん〜〜〜、0.22ってとこかしら? なんだったのか、いままでのワタシ・・・・ ここでまたPowers of Ten。 今度はミクロモードでごんがんがんごんズ ーム。 あっりゃ〜〜! さっきかろうじて見えてた先端らしきところにうすぼんやり見えてたあの人。 おそらく神だろうとおもってたあの人。 彼、4じゃん。 これはショックだな〜。 あんな果てしない天空がまだ4だなんて・・・  しかし4ぐらいの人は当然自分が4ぐらいだと知ってるだろうから(なにせこちとら0.22で気がついたんだから)、32の人とかやっぱり神にみえるんだろうなー。 つーか4ぐらいの人からみたら0.22も0.001も一緒だろーなー。 いやいや、逆に4ぐらいの人ほどになるとそういう細かいことも明快に正確にみえちゃうのかもなー。 すごいなー。 こわいなー。 うれしいなー。 かなしいなー。 「今回」は2が限度かなー。 「次回」では50いけねーかなー。 無理かなー。 すっげーつらくて楽しい世界が見えるんだろーなー。 なにせ0.1のときの自分から比べたら今の見え方別モノだもんなー。 光まぶしーしなー。 おそろうらやましいなー。 でもべき乗だしなー。 案外はやくいけるかもなー。 でも次のステップのためのその「ひとつ」が毎回毎回「不可能」を確信させるほどすげー壁なんだよなー。 大変だなー。

という変な芋虫(すごく鮮やかなミドリ!)のイメージが頭にあって、うんとかわいい。 ぼくは架空の神の視点で彼の「静止」とも思えるビッブ〜ンな上昇を見守り、彼のために餌を用意。 ひょうぼうちゃんは、顎にひげをたくわえ、ペニスが無駄に長い。 ぼくはひょうぼうちゃんにあこがれ、顎にひげをたくわえ、ペニスが無駄に長い。 ひょうぼうちゃんは影。 フロントガラスについた、フタホシテントウの黒と赤をひょうぼうちゃんは嫌う。 ひょうぼうちゃんは影なので、ぼくはその赤と黒を好む。 ひょうぼうちゃんの嫌った赤の星ふたつ、ぼくの好んだ黒の星がふたつ。 神様だと思った4のひとに4っつの星を記念にあげたい。 「4をおめでとう!!」といって。 だからまずは芋虫を4のところまであげるてつだいをしなくっちゃ。 4の10倍は40だから、50もかする! 50もかする! 今日買ったエスビョルンスヴェンソントリオ、いい餌になっただろ? ミドリ。 なぁ、ミドリ。

2003-05-14-WED

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