No.286 ゆずる

なんとめずらしいことにゆずるがきた。 しかもなんと結婚式の打ち合わせに米沢に帰ってきてたのだと! 今年はすごい! これで3組目! ほんとにとってもめでたいんだけど、しかし家計が…  式は9月。 ということはカズとユキエの式と連ちゃんである。 ほんとにこりゃボーナス出ないと消費者金融いきだ… 頑張って貯金しないと…  ってやだなぁ、こういううれしいことなのにネガティブな要素があるって。 これも社会の慣例によるあほらしい歪み。 素直な気持ちが汚される。 もったいない…

お昼、ひさびさにさぽとふたりでシトロンでカレーを食べる。 z23(ゼロニーサン:山形情報誌)でカレー特集(エライ!)をしていたのを会社で見て、昨日からなんとしても食べたかった。 で、2時、駅でゆずるをひろい、そのまま一緒に「コジコジ」さがしに小松書店へ。 そしたらなんとそこで「弥次喜多inDEEP」の最終巻を発見してしまった! 即買い。 コジコジは一巻しかなく、家にあるのとかぶる(とはいっても再編集の別物なんだけどこれが高い!)ので、保留。 だのでギャラリーフェイクの2巻を買って帰る。 家に帰って3人でマターリ過ごし、久々の再開をゆる〜く楽しんだ。 ゆずるは任天堂社員で、ついこないだまでは東京勤務だったんだけど、この春から京都に転勤になった。 販促系の仕事にかわって、夜遅いのだそうだ。 フィアンセのおっぱい(ぼくらのなかではゆずるの彼女は「おっぱい」と呼ばれていた。というかゆずるがぼくらにおっぱいという)も任天堂で、今はまだ東京。 結婚したら京都で2人暮らし開始。 ひさしく会ってないなぁ、おっぱい。 一緒に正月にダンサーインザダーク見て以来だからかれこれ2年以上あってない。 ところでゆずるの家は結婚式場を経営していて、実はぼくらの式もそこで挙げた。 ゆずるの式ももちろんそこで、会場もぼくらと同じプロヴァンス風の小さい箱でやるらしい。 しかし続くなぁ。

ゆずるがトイレにいっておしっこをし終え、流さずに帰ってきてぼくらにこう告げる。 「誰かのうんこがあったからそれにおしっこをかけてやった」と。 ぼくは朝したきりうんこはしてないので、となるとそのうんこはさぽ発である。 見に行くと、水が溜まるところにぎゅっとしっかりしたうんこが縦になって浮かんでいて、ブルーレットの青とうんこの茶とおしっこの黄で、便器のなかはふか〜い抹茶色になっていた。 さぽは確かに自分のうんこだと認め、「そういえばあんまり長くて立派なうんこがでたのでしげぽに見せようかどうか迷ったんだけど、めんどくさいからながした」つもりだったんだけど、立派すぎて流れきらなかったらしかった。 それにしても、うんこが便器にあった時点でこちらに何もリアクションせず、そこにおしっこをかけて、それを流さず、そうしてはじめてぼくらにそのことを告げるゆずるがぼくはたまらなく愛おしかった。 大好きだわ、やっぱり。

6時55分の飛行機で帰るというので、かなり余裕をもって5時45分に家をでて6時20分くらいに飛行場についたのだが、なんとゆずる、時間を20分勘違いしてて、飛行機は6時35分発だった! あぶねー。 ほんとは最初6時くらいに出ようと思ってたのを、道がはっきりわかんないってんで早すぎるくらいに出て、で、思いの外スムーズに辿り着いたのに、それでもギリギリ。 あぶねー。 搭乗手続でゆずるはガラスの向こうにいっちゃったので、ぼくらは売店にいって「おしどりミルクケーキ」の新作のカリカリ軽く噛めるミルクケーキを買ってたべた。 これがうまい! ほんとにサクサク噛めちゃうの。 小ぶりで食べやすいし。 ぜひいろんな味のこれバージョンが出て欲しい。 いまのとこ白しかないみたいだった。 で、ゆずるを最後まで見送り、飛行場をでた。 車に乗り込む頃ちょうど飛行機が飛び立ち、そして車内のBGMはキリンジの「水とテクノクラート」の、よりにもよって「ああ 水鳥飛びさってく 飛行場の 濡れそぼつは…」のとこで、あんまりおあつらえむきでびっくり。  ところで今日は雲がすごくかっこよくて良かった。 いろんな雲が空全体に立体的に層をなして、悪魔みたいなところもあれば神様みたいなところもあり、ラピュタみたいなのやハイテクデザインみたいなのまであった。 ぼくは雲とか煙の「量感」のある奴がものすごく好きなの。 モコモコモクモクしたやつが。

2003-06-01-SUN

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