No.292 休暇センターにいってみた

やっとこさ週末でございます。 長かった…  どうも今日は体中いたくて、頭もいたくて、微熱っぽくて、仕事に集中できなかった。 午前中打ち合わせで成沢の方にでかけ、お昼ちょっと前くらいに終わったので、ヨークタウンのマックに寄ってプレミアムバーガーセットとチーズバーガーを買ってみた。 一番えらいぽいおばちゃんの自信満々の「センキュー!」がものすごく気持ち悪かった。 ばかじゃないかしら。 で、お昼やすみを休暇センター(今はウェルサンピアというが、ぼくのなかではどこまでも休暇センター)の緑の中で過ごそうと思いつき、うきうきで懐かしい道をのぼっていく。 ぼくは大学3、4年のときにこの道沿いのサクシードヴィレッジというアパートに住んでいた。  さて休暇センターのテニスせんよう駐車場に車を停めて、木がいっぱいある広い公園みたいなところ目指してジグザグの階段をのぼっていく。 ここは遊具がいっぱいあるので小さい子ども連れの家族がいっぱいいていつもにぎやか。 ベンチにすわって、こないだ新幹線用に買った清水義範の文庫を読みながらランチ。 楽しい。 ぼくのすぐ右後ろにはライオンの口の中にはいっていくというトンネルがあって、そこか子どもがでたりはいったりしていて気持ちのいい騒がしさ。 けっしてリアルなライオンではないのに、「ライオン」だという記号に恐怖を感じて逃げ出す子どもとか、むこうのほうから走ってきて「うわ!スーパーライオンだ!」とトホホなネーミングをつける男子二人組とか、とにかく面白い。 ぼくの1.5mくらい前に木があり、ふつうならベンチに人(ぼく)がいたら、そのベンチとこの木の間はわざわざ通らないだろうという感じなのに何故だかそのせまい空間を選んでとおるお母さんがいて、べつにぼくとしてはほんとにどうでもいいんだけど、ちょっとした自動思考遊び的な感想は最初否定的なもの(なにもわざわざ…と)だったんだけど、ちょっと意識して考えたら、そういうことが気にならない人のほうが実はなんだか根本的に美しい気がしてきて、ちょっとしたショックを受けた。   ところで、清水。 昔みた国語入試問題必勝法とかいう小説はかなり面白かったのだが、この短編集はいまいち。 考察が甘いというか、この人ほんとはダサいようだ。 なんか紋切り型。 国語入試〜はネタとか作風とか文体が奇跡的にうまいこといったのかしら? ただ、花の名前という話のなかでいろんな花の名前を、ある無神経なエリート男が覚えていくというのがあって、それをみてたら自分も花とか木とかもっと具体的に知りたいなぁという欲求がおこってきてありがたかった。 「知っている」ともっともっと見落とさず幸福がはいってくるようになるもんね。

午後はだるくてもうはやく帰りたくてしかたなかった。 熱っぽいし頭いてーし肩こるし。 しかしなんとか乗り切り夢の帰宅。 帰るとなぜか急に体がかるく元気に! ほんとにかなり具合悪かったのに、さっきまでの体の重さが今は嘘のよう! たぶん一週間の労働限界をこえてたから体が警告してたんだろう。 「しげちゃんだめ! 多忙に甘んじて洗脳されちゃだめ!」  そして今日も恒例ワイン祭り!! さぽ、手打ちのパスタを買ってきてアンチョビレタスパスタを作ってくれた。 パスタじゃないみたいで変で美味しかった(←情報を微分できてない悪い例)。 さらにいつものピッツァ! やっぱりほんっとに大好きだわ、これ。 毎回泣きながら食べてるんだよ、冗談じゃなく。 天才。 さぽ、天才。  さ、休みだ!

2003-06-07-SAT

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