No.301 リンパ

体調があまりにもすぐれないので、今日は隙あらば健康情報を収集してた。 いつもリンパ節が痛いことに最近気づき、そもそもリンパとは何かというところから調べ、波乗りしているうちに、人間の体のすばらしさにあらためてまいってしまった。 ようするにリンパ管ってのは血液として血管が運びこぼした組織液中の老廃物を運び出す配水管で、リンパ管にはいった時点でその組織液を「リンパ液」と呼ぶってことなのね。 そんなことすらしらなかった。 驚いたのはリンパ管には血管のように動力ポンプが存在しないということで、じゃあリンパはどうやって流すのかといったら、自ら運動するしかないのだ!  だからよく運動して、よく笑って、よく寝返りするひとってのはリンパがよく流れ、老廃物や炭酸ガスが常にサッササッサと流れ、健康なのだそうだ。 逆にリンパが滞るということは「死」を意味する。 リンパは血管とちがって末端から心臓にむかって(最後は鎖骨下静脈に合流する)の一方通行で、そのうえ動力が無いんだから、健康な人でも四肢を全く動かさないでいると、短時間で四肢がうんでくるのだそうだ。 だからぼくらは集中して長いこと同じ姿勢をしてたあとに、背伸びをしたりあくびをしたりするように出来ている。 頭を前後に動かしてみると頭がスーとなるのは、溜まっていた汚いリンパが鎖骨下静脈に送り込まれるからなのだそうだ。 ストレッチってのはリンパの流れの観点でみると、リンパ管をギュッと押しつぶして、そしてサッとひらいてやる、いわばポンプのような役割なんだとおもう。 首筋や胸の上、ペニス周辺は、リンパ系の要所が集中しているから、このあたりのストレッチってのはものすごく体にいいみたいなのだ。 また「笑う」ってのは相当に腹筋を使い、その時リンパ腺(リンパの関所。菌がはいったとき腫れるのはここ。リンパ節)は押しつぶされんばかりに、上下左右に激しく動き回るので、リンパは大きな急流となり、老廃物がサッと無くなるので、たいそう気分がよくなるのだそうだ。 あまり笑うとお腹が痛くなるのは、あまりにもリンパを絞り出しすぎてしまい、リンパ腺が空になった危険信号。 さすがに絞りすぎはよくない。 さらにヨガの基本は丹田に力を入れての腹式呼吸(すべての酸素を腹からだしてやろうとすると、日常では味わえないような、「しぼってる感」を感じる)なんだけど、つまりヨガにしてもリンパを絞り出してから瞑想にはいることをしていたのだ。

ほかにもいろいろためになることを知ることが出来たんだけど、書ききれないのでかかない。 とにかくリンパが滞るということは便秘のようなもので非常に体によろしくない。 老廃物がたまりにたまり、ぼくのように様々なわけのわからない不調がおこる。 だのでぼくは、今日からゆっくりお風呂にはいってリンパマッサージ(鎖骨の上を2本の指で撫でるのがすごく気持ちいい!)をして、さらに水を毎日2リットル飲んで、さらにさぼりがちなヨガをもっとしっかり習慣化して、とにかく体をきれいにすることを心がけます。 運動もなるたけします。 せっかくあほみたいに散歩好きなんだからもっと歩けばいいんだ。  ちなみに水を2リットルってのはアトピーとかアレルギーとかの人にはかなり効果的らしい。 理屈は、泥水のはいったコップにきれいな水をどんどん継ぎ足していけば、混ざり合いながらも最後はきれいな水になるだろうといういたって簡単なもの。 でもほんとにそうだよね。 水分をとれば必ず老廃物とともに体外に排出されるんだから、自然の摂理でどんどん浄化は促進されるわ。 下痢に注意だけど。

2003-06-16-MON

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