No.304 くるりとアホさぽ

かなしい…  いつもトイザラスで新作を注文すると必ず前日に届いたのに、なぜだか今日は届かなかった…  待ちに待った、糸井重里の伝説のゲーム「MOTHER1+2」…  もうここんとこ毎日ほぼ日チェックして今日の為に気持ちを盛り上げていたのに…  残念。

しょうがないので今日はあきらめて帰宅。 昨日感じた例のスイカを凝縮したような匂いをまた感じる。 昨日は家の夏波動を感じ取ったみたいなことをいってたけど、うそだ。 うそうそ。 このへんにあるわ、匂い、ちゃんと。  4日目のカレーをおいしく食べて、さぽと散歩にでかける。  ミミが玄関先にいたので誘うが断られる。 ほんのちょっぴり雨がふってたので、小回りコースを設定。  隣の細谷さんちの脇から右折して、北高の前にでる。 すごく雰囲気のいい(かっこいいとかでなく、あったかい親戚の家みたいな)家の前をとおり、居間から聞こえる家族の声や、筒抜けで聞こえるお風呂の声などの心ときめく。 盆正月に泊まりにくる家がここだったら、子供はうんと楽しいだろうなぁ。 すぐ前にはすてきな古い女子校。 図書館も近く、街(七日町)も近い。 しかし緑町ってだけあって、それぞれの家の庭が立派すぎるほど立派で、緑はうんと多くてきれい。 河原も近いし、でかい神社まである。  古い学校とか、神社とかって夏休みのノスタルジーとして強烈に残りそうでない? 下校時に家の前にできる女子高生の群れに小さいながらにドキドキして、家の中からそれを眺めるのがひそかに楽しみだったり…  さぽはその先にあった公衆電話をみて、これがうんと好きだという。 ぼくはこの電話ボックスの存在を今日まで意識したことがなかった。 見えてなかった。 こんなにしょっちゅう通る角なのに。   雨がさっきよりグラデーションで微妙に強くなったので、用心して帰る。  家のウラの駐車場からミミを呼んでみたけど、ミミは家のなかで鳴くばかりでちっともこっちにこない。 横着ネコめ。  あきらめて家に。 まだ9時すぎ。 くるりのスコアで遊んでないなぁと、ふと思いついたら、ほっとくわけにはいかなくなってきて、最近存在感の薄い奧の部屋で「マーチ」と「青い空」と「窓」を練習。 「窓」のギターがかなり独特で、基本は叙情的なアルペジオなんだけど、しかしかなり「ヌケ」てて気持ちいい。 これはジム・オルーク絡んでるんだっけかな? 間奏のあの狐につままれたようなかっちょいいポリリズム的アルペジオはジムっぽいんだけど。 その間奏部分が、理解して体に染みこませるのに骨だった。 しかもアクセント的なコードでFが出てきたときに1フレットのセーハがキツイ。 フラットワウンドを張ってるから、1フレセーハはホントにしんどい。 コードかき鳴らしならまだしも、しばらくセーハしっぱなしでクリアトーンを出すのは、はっきりいって僕の握力ではむりだ。 それでもなんとかごまかしそれらしくきこえるようになるまでがんばった。 ひさびさに「曲」のパート練習なんてしたからおもしろくって、うっかり3時間も集中してしまい、お風呂にはいるのが12時になってしまった。 ところで「マーチ」のAメロのところのベースラインをひいてると、さぽったら「さぽのテーマ」と勘違いして、ベースラインにあわせてうんとかわいい踊りをしながらこっちの部屋にカニ歩きではいってきた。 Aメロが終わるとそそくさと帰っていくんだけど、またAメロのところになると、ニコニコしながら人形みたいに体を切れよく左右に揺らしながら登場。 ちょうど今日はそこのところを集中的に練習してたから、いつまでもさぽが登場してこまった。 「これはちがうよ、ぼくがギターの練習をしてるだけで、さぽのテーマじゃないんだよ」と何度いいきかせても、さぽはニコニコアホのような顔をして、そしてまたAメロになるとかわいく登場。 エンドレス。 ぼくはこの、「白痴を演じきれてるときのさぽ」のキャラがだいっすきなの。 しゃっきりしてるときの普通さぽよりも数倍。 

2003-06-19-THU

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