No.314 リトルダンサー

なんてこった! 日曜はやってないじゃない、岡本太郎写真展! ウキウキで出かけていったのに、芸工大はしっかりセコミング。 すごくすごくショック。 あと3日でおわるってことは、ぼくはもう見るチャンスなし。  こんなことなら昨日10分でも見るべきだった…   まあ悔やんでもしょうがないので、さぽとふたり次の目的地へ。  最近さぽがスントの時計をほしがってて、一度実物を見てみたいってんで、あかねヶ丘のマリンショップだかいう店にいってみた。 が、これまた店はあいておらず、入り口には楽しそうな気分が滲み出ちゃった文字で、「海にいってきます。 帰りは5時ぐらいになります」みたいなことが書いてあった。 商売っ気がなくて実にいい店だ。   腹が空いたので北町モスでナンドッグとかきあげライスバーガーをたべる。 偶然会社の元同僚カッポーとでくわす。  オーバンで買い物し、マッシュルームが無いのにいきどおる。 続いてGEOにいき、さぽがこないだ遊学館で見てきて大絶賛の「リトルダンサー」を借りる。 こないだ見てきたばかりだけど、もう見たい、そしてしげぽに是非みせたいと。 最近ごぶさたのめぽ(無印でさぽと一緒にバイトしてる芸工の女の子。ぼくらのど真ん中大好物)は、これを当時映画館で見てあまりにも良すぎて、次の日また見に行ったのだそうだ。 こんなにみんなが愛してる映画、面白くないわけがない!

家に帰り、午前中届いた「マザー百科」と、本棚で見つけた「旧約聖書を知っていますか」をもってファインマンへ。 いつものアイスカフェオレを飲みつつ、ひさびさの喫茶読書。 さぽはレモンジュースでチボリング。  ちなみにマザー百科はマザーの攻略本として15年前、マザーがでたときに出た伝説の名作で、攻略本というよりファンブックとして、かなり出来が良いものなのだ。 金と、暇と、職人気質が奇跡的にあわさった夢のようなマザー本。 マニアの間ではこの復刻本が出るまでは1万円以上で取り引きされていたのだそうだ。 寄稿してる人も、高橋源一郎、いとうせいこう、中沢新一、すぎやまこういち、橋本治、南伸坊、泉麻人、鈴木慶一と、ゲームの攻略本とは思えない蒼々たる顔ぶれ。 後にも先にもこんな攻略本はない。 たっぷり楽しんで帰宅。 しばらくしてとしみつとひろみつが家に。 こないだ福島にいったときのおみやげの笹巻きをもってきてくれた。 大好物の笹巻きを!  で、ズッカやら伸之介やらエスビョルンなんかの話をして、8時30くらいにばいばい。  さて、時間もちょうど良いし、と、お待ちかねの「リトルダンサー」。

……………すげぇ。  なんだこれ。  なんで今まで見なかったんだ。  こんなステキな、ステキすぎる、ステキのおばけみたいな、奇跡みたいな、こんなすばらしい映画をなんでぼくは知らなかったのかしら!?  よすぎる。  みんなすごい。  なにもかもうれしい。  そしてビリーがすごすぎる!!!  なんなんだこの少年のステキすぎる存在は??  もうステキとしかいいようがない。  見終わって、なんとかさぽにこの大感動をつたえたくて言葉を探したけど、変に言葉をつむいで意味を限定した賛辞を贈るべき類じゃない感動なの。  もう、全的に、圧倒的に、とにかくステキなだけなの!  ぼくはね、もうね、バレエをする!  そしてうんとにっこりして、そしてぶんなぐって、アソコもみなくても好きだ。 電気だって走る。  ぼくは将来ビリーになる!  最高!!  そりゃめぽ、2日続けてみるわ。  絶対DVDを買う!!  好き!!

2003-06-29-SUN/p>

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