No.327 夏の泡の湯1日目!!

ついに今日は待ちにまった泡の湯温泉三好荘! やったーーーー!!! 風邪もばっちり治り、しかも天気も奇跡的に晴れやがった!! ずっと雨だったのに。 天気予報でも雨くもりだったのに。 さすがわがやのてる子の晴れ晴れパワーはレベルが違う。 そんじょそこらのてるてる坊主とはわけが違う。 どんな時でも絶対に晴らしてくれる。 いっつもありがとう、てる子。  1時半、なおやが迎えにきてくれた。 ちょっと時間があったのでふたりでウイイレキックオフ。 で、2時、さぽとなみへを無印でひろい、いざ、小国へ!!!

もうね、道中楽しくて仕方ない。 このドライブだけで帰ったとしても、そうとう楽しい日だったといえるようなイベントなのに、なんとこれからぼくらは小国の山奥の温泉にいくのである。 しかもそれは隆の家であり、つまり隆はもちろん、将来の女将、さやかまでいる。 楽しすぎる。  窓の外は完全に夏休みの景色。 入道雲に蝉の声、深い色に落ち着いてきた夏の緑、向日葵、さいこう、大好き。

思いのほか小国は近く、2時間ちょっとで着いた。 山形-小国間てのはそんなに鬼のような道のりではないんだとはじめて知った。 にしてもなおぺさんごくろうさまですた。 さて、さっそく部屋に荷物をおろし、隆の部屋を見に行く。 隆は今回料亭での修行を終え家にはいるにあたり、なんと宿泊用だった二部屋を一部屋としてフローリングに大改造し、とんでもなく広い自分の部屋をこしらえたのだが、いや、ほんとに広い。 20畳くらいあるだろうか、こんなでかい部屋ドラマでしか見たことがない。 すごい。 しかも窓の外には飯豊山の絶景、そして川のせせらぎがつねに聞こえてくる。 この「オフ」の部分だけみたら、こんな贅沢な暮らしはない。 やばい。 本棚には見たくてまだ見てない漫画がぎっしり並び、ネットは繋がってるし、PS2もあるし、そとにいけば夏休みの思いで大放出セールだし、温泉あるし、もうぼくは1週間くらいアホの子のようにこの部屋で遊び倒したいと心からおもったよ。 夢のようだ。  しかしせっかくこんなところまできて、こんな都会的な快楽におぼれるわけにはいかないと、さっそくお散歩にでかける。 山、川、おばちゃん、あじさい、へびの抜け殻、水車、さいこう!  あっつくなって部屋にもどり、食事前のお風呂に。 大浴場の沸かし湯の方は男湯が工事中で、でもぼくはここのちいさい赤い温泉が大好きで、こっちがあればそれでいい。 窓から飯豊山を眺め、適度にぬるいお湯に満足してつかっていると、少し遅れて見知らぬおじちゃんがはいってきて、それから10分くらいしてなおやも入ってきた。 窓をあけると、のぼせた体に絶妙に心地いい外気がすーっとはいってきて、もう夢心地。 なんて幸せなのかしら。 1時間くらいじっくり楽しみ、部屋にもどりビールを楽しむ。 さやかが一服にきて3人でまったり。 さやかはなんとデザイン学校に通いつつ、週末は毎週ここに働きにきているのだという。 いちおうバイトの形にしてもらっている。 それにしても毎週小国はすごい。 とてもタフなこだ。 さぽとなみへも帰ってきて、お菓子でも食べよかっつって準備した矢先、食事の準備ができたことを知らされる。 隣の部屋に移動。

隆とさやかは8時くらいまで仕事が片付かないから食べててくれというので、ぼくらはひと足さきにやっちゃってる。 今日のメインは豚しゃぶ。 紅葉おろしとねぎをたっぷりいれたポン酢で食べると、これが馬鹿みたいにうまい! ほんとにうまい。 岩魚の塩焼き、海老フライ、がんも、どれもうまい。 ビールがすすむすすむ。 あんまりすすんではらくっちっくなったところについに板長と女将登場。 どうもおつかれさまでした。 ついに集結した6人、用意してきたつまみやらワインやらにシフトしつつ、とても気持ちのいい時間を過ごす。 ほんとに楽しい。 ほんとに幸せ。 しばらくしてふたりがお風呂に入りにいったので、みんなで隆の部屋に移動し、ぼくとなおやはウイイレ大合戦、さぽは料理の科学本、なみへは手塚治虫の漫画と、思い思いの至福のときをまったりと楽しむ。 こういうの大好きだ。 みんな基本的にオタクの素養があるので、たとえ飲み会の流れであれ、すっと自分の楽しみのなかに入ることができるし、それをみんなが肯定できるので、とっても気持ちいい。 別につぶれるまでみんなでどんちゃんやんなきゃいけないことはないことをみんな当然のようにわかっているってのがいい。 で隆とさやかが明日早いってんで、ぼくらは12時半くらいに自分らの部屋に戻り、就寝。 隆の部屋から「リアル」の1、2巻を借りてきて、それを読みながら、うとうとして寝るという、最高の就寝。  夢のような一日だった。

2003-07-12-SAT

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