No.329 部屋
最近地震対策で居間に寝るようになったので、まったく奧の部屋をつかっておらず、実にもったいないとおもっていた。 奥の部屋にはシンセとギターとソファーとあり、実はちょっと工夫すれば、最高の遊び部屋になりそうなのだ。 で、居間では、ぼくがゲームをはじめるとさぽはテレビが見れなくなり、しかもゲームの音や雰囲気でいろいろを妨げられ集中できなくなるし、逆にさぽがテレビを見始めると、ぼくはゲームができなくなるし、気が散って他のことにも集中しづらくなる。 お互い、ほんとはゲームしたいなー、とか、音楽聴きたいなー、とか、静かに本を読みたいなー、とか、楽器ひきたいなー、とか、ドラマみたいなー、とか、声をだして英語の勉強したいなー、とか、音楽聴きたいなー、とか、それぞれやりたいことがあるのに、生活のスペースが共有の居間しかないというのは、実はお互いにかなりストレスになる。 なんとなく状況にあわせて、お互いをきづかい妥協しあって生活してて、まぁそれで全然楽しいんだけど、でも一日中苦痛の中で夢見た夜の数時間が、自分の思い通りにならなかったり、思い通りにすることで他方に制限を強いるような状況が続くと、やっぱりなにか「まわってない」感が生まれてきて苦しくなる。 で、ぼくは考えたんだけど、基本的にぼくは奥の部屋で遊ぶことにしたらいいんでないかしら? 奥の部屋でふすまをしめていれば、ぼくは専用のテレビをおくことで好きなときにゲームができるし、ギターも弾けるし、集中して本も読めるし、さぽも好きなときに英語の勉強ができるし、ドラマもみれるし、実に健康的だ。 で、さっそくやってみた。 座椅子とちっちゃいテレビとゲームを持って奥の部屋にスタンバイ。 いい! 自分の部屋で気兼ねなく遊んでる感じが実にいい! 居間ではさぽも早い時間から声を出して「英語漬け」をはじめているようだ。 ミミはなんだか楽しげな雰囲気にうかれてあっちにいったりこっちにいったり。 なんかね、「家」がまわってきた!! これはほんとにいい!! ちょっと本格的にこっちの部屋の開拓を考えよう。 もう無理かとおもっていた曲づくりなんかの作品づくりももしかしたら出来そうだ。 ただ、ネックは奧の部屋にはオーディオ設備がない。 これを機にいよいよアナログも聴ける環境をちゃんと考えるかな。 実はこっちの部屋の方が音響的にはいいんだよな。 うわ、かなりウズウズしてきた。 やばい!
2003-07-14-MON
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