No.341 地震やだなー

茄子 アンダルシアの夏を観にソラリスへむかったふたり、車中でどうしても焼き鳥が食いたくなり、もうどうしようもなくなり、Uターン。 映画は明日もみれるが焼き鳥は明日は食えない。 週末だからこその焼き鳥。 こういうときふたりして決断がはやくて気持ちがいいと、おたがいを讃えあう。  まあ大吉でいつもどおり楽しく美味しく飲んで、とりたてて書くこともないんだけど、そう、今日は地震が何回もあっておそろしかったの。 ほんとうにおそろしかった。 朝のが一番大きくて(震源地震度6強)、さぽはトイレにはいってて、飛び出してくるとぼくの大きいサンダルをはいて庭ににげたもんだから、ぼくに残されたのはさぽの小さいサンダルで、つま先だけいれてヨチヨチ逃げた。 いけしゃあしゃあと、「こっちのほうが履きやすかったんだもん」だと。  それにしても会社の方々は、日中の2度の揺れにもあいかわらず全く逃げようとせず、ほんとにつくづく馬鹿なんじゃないかと。 すこしはうちのさぽを見習え。 どこかで「自分にはそんな劇的な災難がふりかかるわけがない」という、考えない人、想像力の乏しい人に共通してある、「無根拠な不死身感」が働いていて、で、いつほんとにすさまじい不幸に発展するともわからないことなんて真剣に考えることさえできない癖がついてしまっている。  毎日ニュースで目にする、視聴者としては見なれているあちこちの事故による死亡者だって、その日の朝、自分がまさか死ぬなんておもってないんだぞ? 自分の身も守る意志のないやつは勝手につぶれて死んでしまえ。  もちろんぼくと松木さんはふたりでダッシュで逃げたさ。

2003-07-26-SAT

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