さあ、今日はなんと譲とおぱいの結婚式！　たのしい！　ひさしぶりに全てをわすれてたのしい！　友達の結婚式ってのはうれしい。　ほんとにうれしい。　昨日のよる祐也から電話があり、ぼくらがその日のうちにかえんなくちゃいけないことを話したら、なんと朝迎えに来てくれるという。　米沢から。　なんて素敵な友達が多いんだろう、ぼくは。　　予定どおり９時半、ゆうやが家にきてくれて、すでに正装のぼくとさぽは車に乗り込み、いざ米沢へ。　で、車のなかで祐也から聞いた衝撃の話。　なんと、譲の妹のあやこの結婚式が明日なのだという。　兄妹で２日連続の結婚式！　聞いたことがない。　いくら式場のオーナーとはいえ、ふざけすぎだぞ酒井家よ。　　さて米沢到着。　祐也の家にまわり、悦代を迎えにいき、式場へ。　悦代のお母さんが悦代に頼まれてレンズ付きフィルムを買いに行く途中、家のすぐ近くの交差点で事故ってしまい、怪我はなかったみたいだけど駒形家は騒然としていた。　かわいそう。　　式場到着。　譲の式も披露宴もぼくとさぽの時と全く同じ場所なので、ゲストサイドから楽しめるのがすごくうれしい。　ぼくらが牧師さんから説明をうけたあの部屋から今日は譲が顔をだし、ぼくらに手を振っている。　　式はスムーズに進行し、牧師の日本語にぼくはやられっぱなしで（指輪がどうしてもゆ〜びわになったり、むずかしい語尾を適当にごまかしたりする）、譲はよくたえているなと感心する。　おぱいはうんと綺麗で、譲もとても凛としていて、みていて気持ちが良かった。　みんなで歌うのが大好きなぼくは、聖歌を歌っている時とても楽しかった。

水無瀬、井田、さっとといった懐かしい顔と同席の披露宴。　楽しい。　席をみると任天堂の社員が多い多い。　ふたりとも任天堂だったので、２テーブルくらい任天堂からの出席なの。　友人も譲の男友達がいっぱいで、新郎サイドが新婦のテリトリーにかなり食い込んでいた。　酒井家の懐かしい面々と会えたのもとてもうれしく、のぼる（譲の舎弟で顔がくりそっつ）などは昨日N.Yから帰国したそうだ。　とはいえひとり着物を来たその見た目は完全に落語家。　べしゃりもおばちゃん。　あやこは緑のアオザイを着て、お腹がすでにぽっこりしていて、明日のお相手と常に一緒だった。　披露宴最初の挨拶、本田作之助（同級生）の親父の本田建設の社長が実にいいキャラで、譲の親父の彰さんとはマブらしく、そのべしゃりが素晴らしい！！　　よくぞここまで素敵に面白く正直に上手にはなせるもんだと感動した。　ほんとに面白くて内容のある、そして嘘臭くなく人間的なスピーチだった。　この人大好きだ。　　さて宴は楽しく進行し、全体としても個々のテーブルのレベルでもくるくるとまわり出した。　で、いつのまにかはけてた二人、司会の合図とともにお色直しして入場。　と、BGMがなんと「テテッテ、テテッテ、テ♪」、そう、スーマリのあのテーマ曲！！　まさかとおもったらほんとにそのまさか！！！！！！　　なんとなんと、ふたり、マリオとピーチ姫の格好で現れたのだ！！！！！！！！　　すごい！！！！　すごい！！！！！　　すばらしい！！！！！　　ネタでそんなことをいってはいたけれど、まさかほんとに実現させるとは！！！！　　すごい！！！！！　　ほんとに大好きだ、譲！！！！！！　　しかも弟ののぼるがちゃんとルイージの格好をし、二人をサポートし、一緒についてまわる係の人はキノピオの帽子をかぶっているのだ！！！！！　　完璧すぎる！！！！！　　背中にビールサーバーを背負って、各テーブルにビールを注いでまわるそれは、マリオサンシャインのポンプを模したものに他ならず、ほんとに隅々まで気のきいた演出。　衣装は譲のお母さんのやえちゃんが作ったのだというから素敵！！　帽子からはちゃんとあの立派なもみあげが出ていて、ひげもまさにあのぽっくりしたフォルム、質感のものがフェルトでこしらえてあった。　ぼくは受け付けのときに出したメッセージカードに、ふざけて「マリオとピーチのコスプレを楽しみにしています」みたいなことを書いて、汚いイラストも書いていたから、ほんとにイラストどおりのその格好が現れたときはもう感激で倒れそうだった。　　ほんとにすごいぞ譲！！！　　その後も譲がこしらえたふざけたセリフ付きのスライドショーなどあり、ここまでするのにどれだけのパワーをつかったかを考えると、ゾッとした。　ほんとによくぞがんばったわ。

２次会では譲ともおぱいとも懐かしい面々ともゆっくり話することが出来て、ほんとに楽しかった。　ビンゴではデジカメやDVDプレイヤーといった豪華賞品も登場し（ぼくはひげそり、さぽは爪磨きをゲット）、最初から最後までほんとにすさまじい結婚式だった。　電車の時間があるので３次会は辞退し、さぽとふたり、のんびり歩いて駅までいき、引き出物でもらったリンベルのカタログをみて時間をつぶし、20時10分発の山形行きで帰った。　いやー、ひさしぶりに全てを忘れて楽しい時間が過ごせた。　どうか素敵な結婚生活を送ってください。　京都にもぜひ遊びにいきたい。

2003-09-06-SAT