No.382 かずとゆきえの結婚式

今日はなんと、かずとゆきえの結婚式!! すごい!! ラッシュ!!  防衛庁の仕事もとりあえず一段落したところなので、今回のこの新潟旅行をぼくはものすごく楽しみにしてた。 泊まるところも結婚式をやるホテルで、いろいろをかずが全部まかせろといってくれたから、もう何も心配すること無く楽しいばかり! 昨日は興奮してしまい、寝れなくなったぼくとさぽはいっそのこと起きてしまえと電気をもういちどつけて、酒をちびちびやりながら、さぽは歌をうたい、ぼくは特殊相対性理論でもながめようと前に途中までよんだアインシュタイン本をひっぱりだしてきてそれぞれ楽しんでたんだけど、ぼくのほうがすぐダウンしてしまった。 そしてかわいそうに、さぽは結局一睡もできなかったのだそうだ。 ベタに遠足前夜の子供をやってしまったのだ。   さて朝9時過ぎに車で家をでて、国道を13号→113号→7号→と乗り継いで大体3時間半くらいで目的地、「朱鷺メッセ」に到着。 最近欠陥工事でデッキが堕ちたり、万景望号がやってきたり、佐渡の誘拐事件のフェリー乗り場があったりと、今、新潟で一番熱いスポットがここ「朱鷺メッセ」の並びなのだ。 駐車場に車をとめ、ホテル日航新潟3階のフロントに荷物を預け、今日の披露宴会場のある4階にあがると、受付にはすでに知った顔がずらりと並んでいた。 新郎側にはともとポール、新婦側にはzuccaで前はたらいてて、いまはぼくの会社とも取り引きのあるレンタルポジの会社に勤めるふみえちゃん(もともとゆきえの地元のともだち)がいて、あたりをきょろきょろしたらすぐにつっちーも見つけた。 つっちーは今日カメラやビデオをかずからお願いされてるらしく、すでに忙しそうにうごいていた。 しばらくしてゴジャとなっちゃんも登場。 すごくひさしぶり。 なっちゃんなんて卒業以来だわ、たぶん。 

式は人前ときいてたけどなぜかチャペル式。 真っ白い近代的なチャペル。 進行はなんとなく淡々としていて、実際スピードがあり、はらぺこのぼくとさぽには大変ありがたい。 例のごとく外国人牧師(神父?)が面白くて、もう「そういうので笑わなくていいから」とわかっていても、「愛→アーイ」とかいわれたら無理。 「アーイ」て…   さて次は披露宴会場へ。 ホテルの近代的な雰囲気からは想像できない、ベタベタな高砂席。 いい。  円卓にすわり、メニューにワクワク。 ぼくらの席はぼく、さぽ、つっちー、とも、ポール、それにかずの地元の友達ふたり。 そのとなり中央側にゴジャとなっちゃんと、ふみえちゃんはじめとするゆきえの地元ともだち勢と、それにかずの今の会社の上司3人。 この人ら、さきほどから非常にヤバ気な雰囲気をだしまくっていて、髪もやけにグリッシーでありえないようなセンター分けだったり、ありえないような襟のでかた(しかもシャツが皮製?)だったり、ありえないようなきもちのわるい背筋だったりと、ぼくら完全にひきにひいてたんだけど、ところがこれはあとからわかったんだけど、実はこの人ら、自分たちの作品集に使うとかで、最初から最後まで、完全に設定した「キモキャラ」を演じきっていたのだった!! やられた!!完全にやられた!! だれがださいってうちらがださい。 最悪だ。 いなくなりたいぐらい恥ずかしい。 あんなわかりやすい記号にまったく気付かずに、普通にひいていい気になってたのである!! げぼっ。 ぼくら知らず知らずにどんどん社会に毒されているのだろうか。 感度がどんどん鈍っていくのだろうか。 ああ…

披露宴もまた、なかなか淡々と進んでいき、ごちそうにありつけるまでのじらしもうんと短く、ほんとにはらぺこのぼくらにはありがたい。 安田町町長の祝辞のときはもうすでに乾杯の後で、この雰囲気で町長にしゃべらせてしまっていいんだろうかとこっちが心配になってしまった。 クライマックスではゆきえが挨拶中にぼろりと泣いてしまい、2年前に同じシチュエーションでぼろりと泣いてしまったぼくとしてはある意味うれしく、そしてゆきえのぼろりに当然こっちまでぼろりときてしまい、会場中がぼろりときてしまい、はるおさん(かずパパ)もおもいっきりぼろりときてしまい、大変だった。 ゆきえパパがもうあからさまにゆきえのことが大好きで大好きで、ほんとうに大好きで、さみしそうな目でゆきえのことをずっとじっと見てる様子は、あまりにも切なくて見てられなかった。 ぼくらにビールをつぎにきてくれたときにぼそりと、「もったいねー娘だけど、これっばっかりはしょーがねーなー」みたいなことを言い残していったのがすごくよかった。 よかったってのもおかしいけど、なんかよかった。

2次会まで時間があったので、いちどホテルにチェックインしてそれぞれ時間をつぶし(こんなさらっといってるけどホテルもすごくいいホテルで部屋にはパソコンだってあってトイレは透け透けで景色も最高ですげーんだから!)、7時ちょっと前に集合してタクシーで「NEXT21」というでかいビルに移動。 ここのアジアンキッチンが2次会場。 すでにわかなとまぁむが段取りしててくれた。 ふたりも卒業以来のひさしぶりだからすごく嬉しい。  今日はほんとに尋常でなく楽しい。  メンバーも続々集まり、キャラを落としてきたかれらも登場し(ここで説明をだれかからきいて衝撃だったわけ)、2次会スタート。  飲んでしゃべって飲んでしゃべって、とにかく居心地がよくって楽しくて、そのまま自然に3次会へ。 ぼくは常々2次会とか3次会とかいくやつの感覚がわからないといって否定してきたんだけど、今日はじめて、こんな楽しい飲みなら何次回まででもいけちゃうとおもった。 とにかく人がみんな気持ちいいし速いもんだからどんな流れでどんな事になってもとにかく楽しいだけなのさ。 すばらしい。  3次会も終わり、ホテルの部屋でもうちょっと飲もうということになり、わかなとまぁむもホテルに遊びにきて飲み直し。 ちなみにこのホテルに泊まってるのはぼく、さぽ、とも、ポール、つっちー、ゴジャ、なっちゃん、かず、ゆきえ。 ワインを一杯ずつのんだくらいから、みんなさすがに疲れてぐったりしてきて、でも学生のときみたいに変なだれかたでなく、妙なまったりした良さがあり、こういうのはぼくはすごく好きなので、ここでの1時間もとても楽しめた。 1時すぎくらいにそれぞれの部屋にもどり、ぼくとさぽはかずとゆきえのちょっとランクの違う部屋を見にちょこっとだけ遊びにいき、角部屋の夜景を存分に楽しんで、で、明日の朝の時間を約束して部屋に戻って寝た。 かなり飲んだのに、ずーっと最高潮に楽しかったもんだから全然悪酔いしてなくて、すごく幸せな気持ちで眠れた。  ぼくがたのしーことしか書いてなくてあれだけども、結婚式のもつうれしい気分みたいなのがもうそこらじゅうにあふれてて、それがほんとにうれしくてうれしくてしょうがないのね、友達の結婚式てのは。 どうもほんとにおめでとうございました。 末永くいっしょに遊んでくださいね。

2003-09-15-MON

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送