No.387 すいか

今日も工場に出社。 ほんとは休みの日なので数人しかおらず、静かで気がらく。 平日だとちょっとぐるり見渡すだけでいっきに100人くらい視界にはいってきちゃうからこわい。 変なジャンバー着せられてるから気持ち悪いし。  今日は表紙の飛行機の胴に「海上自衛隊」の文字を合成するのと、陸上自衛隊の写真のバックの建物の、ペンキがボロボロ剥げてきた木の壁(いい感じなのに)をペンキ塗り立てにもどすというのが主な作業。 いつもの修正とちがって絵がばかでかいから、かなりしっかりやらないとものすごく不自然になってしまうから大変。 ぎゅっと集中して、まずは「海上自衛隊」から。 似たくさい文字をうって同じようなパースをうそんこでつくりだし、はりつける胴の側面が円柱状になってるから球面処理で若干丸くして、空気とか反射とか影とかうまいこと作り出して、引き延ばしたことで写真全体の境界線がぼけたぶんだけ同じぼけ足でぼかしてやり馴染ませ、フィルムの粒子のぶつぶつ感と同じような質感になるようにノイズをくわえ、最終的な位置、大きさ、角度をもういっかい確かめ、どうも不自然だったのでもういっかい最初からやって、と、やってるうちにお昼。 大体うまいこと馴染んだところでのチャイムだったのできもちいい音。 会社でとってくれたなかなかおいしい弁当をたべて、CPと囲碁対戦、で、午後。 のこりの陸上の方がなかなか苦戦。 が、これは最初からかなり大変だろうと読んでいたから、結果的におもったより早く片付き、あまった時間であさってに予定してたデータの整理までおわらせてしまった。 えらいぞ、しげぼん! いやぁ、休日って仕事がはかどるなー。

夜、今日はなんと残念なことに伝説のドラマ「すいか」の最終回。 近年これほど上質な「日常」ドラマはなかなかお目にかかれない。 ドラマぎらいのぼくが一回みて完全に心うばわれた極上ドラマ、「すいか」。 朝丘、小林、きょんきょん、もたい、片桐はいわずもがな、しかしともさかがこんなすばらしい役者になっていたとは知らなかった。 すごい。 かんぺき。 そしてみかこ。 すげい。 かんぺち。 ぼくもハピネス三茶に住みたい。 つなよしきゃわいい。  DVDボックス買っちゃうわ、こりゃ。 ぼくがドラマのDVD買うだなんてほんとにえらいこっちゃなんだから。 ほんとにドラマきらいなんだから。

2003-09-20-SAT

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