No.407 メモ

会社の机においてあるメモ帳に、「あの人は台風、あの人はCDプレイヤー、んーと、あの人は鉄」と書いてあるのを見つけた。 字からして自分で書いたモノに間違いないんだけど、全然覚えがない。 すぐ下に、某衛庁カレンダのキャッチコピーの草案があったので、時期的に6〜7月に書いたモノらしい。 たいていどんなくだらないことでも、自分で書いたモノはどういう流れで書いたかとかを少しくらいは覚えてるもんだけど、これについてはなにもわからない。 どういう状況で、どういう気持ちで、なんのために書いて、そして何を意味しているのかが全くわからない。  「あの人は台風、あの人はCDプレイヤー、んーと、あの人は鉄」  なにかひっかる。  おそらく心が病んでいるときにかいたモノに違いない。 心が病んでいるときに無意識にかいた言葉だとか絵というのは、あとからハッとさせられることが多い。 で、そういうのをまともな時にリミクスしてできたものってのは面白い場合が多い。 絵なんてとくにそうで、リアルタイムでゼロから新しいステキな表現を紡ぎだすなんてのはぼくにはまず無理で、おもしろいものが描けたときってのはたいがい過去のメモ帳からの引用が基になってる。(それか、脳が自分で操縦できてないときに描いたモノか。どっちか)  で、「あの人は鉄」をつかってなにかかくってわけではなく、これに反応した自分はゆるんでいたなと気づいたわけ。 いや、反応したことがゆるんでたわけでなく、これに反応したときの自分はこのピリピリとしたアンテナをうらやましくおもったわけで、どうも最近感度が鈍っていることの具体的なシグナルになったわけ。  なにかの切り替えがつかないまま、どうにかそのスイッチを見つけようとあれこれ試しながら生活しているのがここ一週間のぼくのタネあかしなんだけど、なんだか全部からまわっている。 ズブズブズブと、はまっていく感じがリアル。  きっかけはなんでもいい。  たとえばこの日記が気持ちよく書ければそれで気持ちは劇的に変わる。 今日は完全に失敗。 どこかであせりがあるからどんなにいろんなことやろうとしても、知らぬ間に「つまらないゾーン」に収束していく。 あなおそろし。  偶然バック転でもできればなぁ…

2003-10-09-THU

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