No.409 ドキュメンタリー映画祭

こんなはずではなかったのですが、流れにまかせて動いていたら、気付けばもう夜中。 しかもへべれけ。 残念ながらまともにはかけそうもないので、出来事だけ箇条書き。 自己嫌悪。

今日はさぽもぼくも休み。 朝からソラリスにいってドキュメンタリー映画祭。 柳宗悦監修の沖縄ものを含む、計6本の沖縄フィルムをまとめた2時間くらいのやつを見た。 途中、何本か絵のみのサイレントのものがあり、手ブレ上等ひたすら踊ってるところがながしっぱなしの30分ってのが苦痛で、たぶんあれはどういう見方をしても楽しい時間では決してなく、観客全員だれてうんざりしていた。 そのギャップで次の音のあるやつは最高にうれしくて、そのもの以上にいいものにうつった。 全編みおわると沖縄がいままで以上に特殊で魅力的な存在におもえた。  で、ケンタッキーなんて5年に1回いくかいかないかってところにさぽおすすめの台風みたいな名前のものを食べにいき、つづいて無印で定番になった例の良質カットソー(あの糸に斑のあるほくほくしたやつ)を2色購入、で、ハリランをたくさんおいてる店で、長年はいてるお気に入りのブラックジーンズの2本目を購入。 ぼくのはすさまじい色落ちで、それはそれでかなり好きな風合いなんだけど、もうちょっと黒くて膝がのびてないものがほしくなった。 こういうふうに自分に完全にあったサイズのものを運良く見つけて、それが定番としていつでも買い足せるってのは、そのシステム全体としてすばらしい財産だ。

夜。 たけし監督のソナチネをみに再度ソラリスへ。 沖縄が舞台のやくざもので、これぞたけし節といった楽しさが、ぎゅぎゅぎゅぎゅっとつまった名作だった。 たけしのいつものやりくちとして、落とす前の「楽しい盛り上がり」の時間帯のあの素朴な幸福の連続がぼくはたまらなく大好きだ。 あの雰囲気を同じテンションであんだけいろんなアイディアでみせれるのはすごい! 王道に対しても、アングラなアートに対しても、軽快な皮肉ステップでアンチテーゼになっているのがほんと、かっこいい。 こんな風にアンチテーゼだなんだといってるぼく自身がどうしようもなくださくなるような、その余裕がかっこいい。 やっぱりこの人は刀でも銃でも、人があっけなく死ぬみたいな仕掛けをつかったものが圧倒的におもしろい。  そうそう、ひさしぶりに広一にあった。 広一は昔一緒に本をつくったことのあるすばらしい映画バカで、なぜだか浅野忠信とか椎名誠とかと仲良しで、今日もとっても有名らしい映画監督を紹介された。 この映画祭にきててこの人を知らないなんてもぐりだといわれたが、知らないんだからしょうがない。 監督は胃が痛いといいのこして去ったので、なんだか好印象だった。

晴れ。

2003-10-11-SAT

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