No.410 急きょ

夢の3連休中日。 残念なことに今日は免許更新という煩わしいイベントのせいで半日つぶれてしまう。 嫌なことは最初におわさないとだめなぼく、当然朝の部の受付(8:30〜9:30)を選択。 並んでいる時2つ隣の列に、学生のときのバイト友達のひろもとを発見するが、微妙な距離と位置関係で、結局コンタクトがとれず残念。 ぼくは5年前の酒気帯びをいまだにひきずっていて、講習が2時間と最長のものをうけなくてはいけなくて、休憩無しの2時間、しかもさして興味のない講習だもんだからものすごく気が重い。 が、実際始まってみると、講師のおっちゃんが気持ちのいいテンポと賢さをもった人だというのと、最近刷新した「交通の教則」という本の出来の良さのおかげで、なかなか楽しく勉強することが出来た。 なんでも興味をもってしまえば面白いんだよね。 で、ひとついいことを聞いたので御紹介。 ふたりの人が同じ地点から100kmを自動車でどっちが先につくか競ったんだけど、片方はできる限り有意義な車線変更をくり返し、信号もギリギリのやつはいっちゃえってな具合で、うんとがんばって走ったのに対して、もう片方は車線もかえず、なにもがんばらず、ただ楽ぅ〜に流れにまかせて走ったんだと。 さて、どちらが先についたかといったら、もちろんうんとがんばって急いだ方に決まってるんだけど、ふたりの時間の差がどれくらいあるかといったら、「10分」。 車ではしって「10分」の差がつくというのは、もちろん相当の差なわけで、最終的な2台間の距離だってものすごくひらいただろうけど、でも、外から見た時「10分」てのはどんなもんだろうか? ゆっくりたばこ吸ったら1本って時間である。 ものすごく神経つかって、緊張して、目疲れて、事故のリスクもあって、得たものはたった「一服」の時間。 到着してからだって、その「疲れ」はひきずることを考えると、ぼくはどうかんがえても「10分」のために1〜2時間神経使いっぱなしってのは割があわないとおもった。 ほんとにとても急いでるとか、ぐいぐい抜かしていくこと自体が楽しいんだってんでなかったら、ほんと、無理しないで楽に流れにそってるのが正解なんだなぁ、と、とてもいいことを覚えた。

さぽを迎えにいき、家にかえると、なんとかずとゆきえから電話。 今、芸工の学祭にきてるから遊ぼうぜというお誘い。 こういう急なお誘いが大好きなぼくらは迷わず芸工へ直行。 階段のところで合流して、しばらくうろうろとひろみつの店を探すが見つからず、あきらめてまたうろうろしてると酔っぱらった「しがくん」というさぽの知り合いの芸工生にからまれ、しがくんはミスター芸工みたいなのに選ばれてすぐ前のステージにおおはしゃぎしにでかけていったので、その隙に退散。 しがくんはとてもいい男なんだが、酔っぱらうとうっとおしいことになるみたいだ。  たくさんの酔っぱらいをみてたらぼくも酒がほしくてウズウズしてきて、家であそぼうということになって4人緑町へ。 帰り際ひろみつにあって、ぼくらの車がちょっとおくれる。  で、家でちょろっと飲んで、かずとゆきえは今夜ゆきえの家にいくことになってるからゆっくりはできないねーなんていってたらゆきえのお母さんから「ゆっくりしてきな」コールがあり、安心してゆっくりすることになった。 で、ゆきえはうんっと我慢してノンアルコールビールってことで、ひさびさに大吉に。  ひさしぶりに気心知れた生物とおもいっきり話すことができて、ぼくもさぽもかずもゆきえも、めちゃくちゃ楽しかった。 ここまでわかってくれる人らもめずらしく、1いったら300ぐらい完全にズレなく伝わるもんだから、もう話してて楽しくて楽しくて仕方ない。 家にかえってアイスなどたべながらさらに盛り上がり、泊まっていけないのがほんとに残念で、すごく名残惜しかったけど、11時くらいでふたり、帰っていきました。 いやぁ、おもいがけない展開のときってのはやっぱりすばらしく楽しくなるもんだなぁ。

2003-10-12-SUN

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