No.419 ゴミネット

先日稲村さんから、実は当番でゴミ捨て場に早朝ネット(生ゴミの日に動物よけ)をかけるのをみんなで回してるんだけどなかなか言えずにいたむねを聞いて、今週からぼくらもその当番に参加することになった。 もう、かずちゃんたらはやくいってくれればよかったのに。  で、稲村さんいわく、7時にかければ上等だとのことだったので、ぼくらは6時50分に目覚ましをセットし、目覚めてすぐにふたりでゴミ捨て場へ向かった。 ところがなぜだかすでにネットは張ってあり、3つほどゴミが捨てられていた。 むー。 7時では遅いってことかしら? でも稲村さんははっきりとああいったしな。 どうもすっきりしないまま一日がはじまった。  で、会社から帰ってくると、片づけようと思ってたネットがすでに片づけられてたとさぽから聞かされる。 むー。 で、どうもネットを置いてある家のアサギさんが、みんなを気遣って、自分の家の前にすぐゴミ捨て場があって、ネットも置いてあるんだから、なにも当番にせずいつも自分がやりますわ、という優しい気持ちのかたらしく、おそらく早い時間にゴミを出すことになった日なんかは当番でなくても自分で出してくれてるらしいの。 で、片づけも、ぼくらみたいに両方働きに出てる日なんかがある家の場合はどうしても帰りが遅くなってしまうから、アサギさんとしてはべつに知らないふりしてないで自分が片づけちゃった方がいいと思って、片づけてくれてるんだと思う。 とてもありがたいし、とてもただしい。 たぶん自分がアサギさんの立場ならその方がずいぶん簡単だから同じくそうしちゃうとおもう。  ただ、そうしてくれる気持ちがせっかくあるのに、現実、「当番制」がなくなってないのがぼくらにしたらかなり微妙なの。 今日の朝みたいに、当番だとおもってでてったらすでに張ってあったなんてことが度々あるとすると、それはかなり無駄なこと。 やるならやるで全然やるんだけど、やらなくてもいいかもしれないけれど当番だから一応毎回起きてでていかなきゃというのがなんとも気持ち悪い。 かといって、やってくれるんならまかせちゃっていいでしょうか、とも、ぼくらが当番のときはちゃんとやるんでまかせてください、ともいえない。 どこにも間違いがないだけにむずかしく、なんとも微妙。  どうしたって受け身のこっちからはアプローチのしようがない。  で、結論は、「早起きできていいじゃない」で落ち着いた。  朝の時間がゆったりしていいのよ、6時50分に外にでるってのは。  無駄骨でもいいじゃない、と。

2003-10-21-TUE

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