No.421 100s

仕事中音楽を聴いていて、ふと、中村一義のアルバムをひとつ買い忘れているのを思い出した。 たしか一年くらい前にでたのを買い逃したような気がする。 いてもたってもいられなくなり、会社の人にもってるか聞きまくったところ、こんちゃんがもってた。 車にあるから後で貸してやると。  これが昨日。 で、今日、借りた。 さっそく聴く。  すごくいい。  全作イーラにくらべて音づくりがぼくの好みよりで、欲をいえばもっと曲ぽい構成してない展開(王道をなるべく踏襲しない、それでいて一発な奇でおわらない、自然物みたいなレベルの)がすきなんだけど、それでもこの人の要所要所の神業的楽曲センスでもって、いたってシンプルな曲もはてしなくおもしろい、美味しいものに昇華されて、はきりいって仕事にならなくなってしまった。 で、中盤「セブンスター」て曲のサビの「みたいみたいみたい」というすごいメロディーの仕掛け(しばらくサビのメインメロディーで「みたい」という言葉でひっぱったのち、ちょっとそこから言葉も、メロディーも外れてから、再度「みたい」×3でもってまるっきり違う角度からのかけあがりのメロディーでサビ前半をうち切るというものなんだけど、すごく気持ちいいし驚くし美しい)で完全にまいってるところに、次の曲「スノーキング」がやばすぎた。 ほんとに1から10までかっこいい曲で、イントロでもう放心状態。 「mother」にでてくる「スノーマン」という町のさびしくも凛とした、ひきしまった冬の空気できゅんきゅんくるような、その年初めての「冬ににおい」に感激して動けなくなってしまうような、そんなぼくの大好きな「冬のあの感じ」がぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅっとつまったような曲。 間違いなくしげぽ、心のレビュー、プラチナ殿堂入り。  この人の歌はいやらしいほどのファルセットで満ち満ち、いやらしいほどのシンコペーションがあふれてるんだけど、なぜかちっとも嫌味でないからすごい。 そんなもの全部ぶっとばすくらいの、圧倒的な魅力がある。 たぶんモチベーションがとことん純粋なんだな。  こんな人めったにいない。  他にすきな音楽家も、ここまで純粋でない気がする。 もっと「都市」っぽい。  それだからといって中村くんNo.1ってんではなく、そういう純粋な正義魅力が強い中村くんということ。 しかしこのひとはそれに加えて比類無き天才的な作曲センスまであわせもってんだよなー。 こわいなー。  こわいからねっとり聞き込むぞ。

筋トレメモ:やっぱり背筋がしっくりこない。 どうも負荷ポイントが安定しない。 腰が痛いのか下の方の背筋の痛みなのかもはっきりしない。 しらべないと。 今日も21回ずつ全メニューこなしました。 が、このやり方に早くも疑問が浮上!?

2003-10-23-THU

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