No.477 ドンキーボンゴ

ふざけた、あるいは間違ったといえるぐらい、おもいっきり働くことの馬鹿馬鹿しさに伴う気持ちよさを知ってしまったぼくは、今日もちっとも学習(さぼって調べモノ)をしないで、修羅のごとく労働に徹した。 うそ?てぐらい早く、丁寧に仕事をする(してみる)のは、いろんな意味で面白い。 自分の限界というのを見てみたい。 まあそのうち飽きるとおもうので、面白いとおもってるうちはこの方法論で労働時間を過ごしてみる。  ほんとは今日はなおやとビリヤードに行こうかとおもってたんだけど、ぼくの方が終わるの遅くて断念。 家に帰って大好きな無印の挽肉カレーを食べて、地動説あたりの話を読んでときめく。 月までの距離が、地球の直径の30倍ということをあらためて想像してみて、かなり意外な気がした。 そんなに離れてるんだ、月って。 数字としての距離的には、まあそんだけ離れてなきゃもっと簡単に行けちゃうだろうから(アメリカもほんとに月面着陸出来てたかも)納得がいくんだけど、絵的なイメージとして、

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こんなに離れてるってのにすごく違和感を感じた。 なんか、衛星ってもっと近いとこを這うようにまわってるような図が勝手に頭にできてた。 ちょっと考えりゃそんなことありえないのに。  もうひとつ意外、というかほほーとおもったのが、「惑星」という言葉。 当たり前のように惑星惑星いってたけど、なんで「惑」って漢字がついてるのかを一度も考えたことがなかった。 「惑う」てのは「うろたえる」とか「あわてる」とか「迷う」とかそんなウロウロソワソワフワフワした意味でしょ。 なんでそれが規則正しく円軌道をまわってる太陽系の星を指す言葉になったんだろうか。 答えは、大昔の人の、その星のリアルな見え方にあった。  彼らにとって大部分の星(無限遠にある恒星)というのは、天球上にはりついて北極星を中心に全体がいっせいにぐるぐるまわってみえるという秩序ある気持ちのいいものだったんだけども、なぜかいくつかの星だけはその回転を思いっきり無視した不可解な動きをしていた。 あっちいってはまた引き返し、ジグザグに落ちてきたとおもったらまた綺麗な回転にもどったりと、なんというか「うろたえる」とか「あわてる」とか「迷う」とかそんなウロウロソワソワフワフワした動きをする星が存在するのだ。 これすなわち「惑星」。  なんでそんな風に見えるかといったら、この太陽系の惑星というのが他のきれいに回転する星と比べ、極端に地球の近くにあるからで、遊園地のコーヒーカップに乗って、遠くのジェットコースターのレールを見てもまあ同じような形で視界にはいったり消えたりするだけだけど、ちかくで一緒にまわってる別のコーヒーカップはなんとも複雑なテンポで視界に残り続けて左右にぶよぶよ動いたり急にはずれたりと、それに似てる。  なんだかウロウロしてるから「惑星」。 目から鱗でした。

数日ぶりにドンキーコンガで遊ぶ。 こういう演奏系の音ゲーってのは、曲そのものが好きとか嫌いとかいけてるとかださこいとか、そういうこととプレイしたときの面白さということは必ずしも比例せず、例えば桃色片思いがとんでもなく気持ちよかったり、マシュ・ケ・ナダが案外そうでもなかったりという。 いや、あくまで例えで、マシュ・ケ・ナダは気持ちいいよ、相当。  で、今日新たな気持ちのいい曲を発見。 伝説のスタフィーという任天堂のゲームのキャラのテレビアニメの主題歌である。 買う前はこんなしょーもない曲いれないでもっとラテンを充実させてくれと思ったもんだけど、いやはや。 おもしろい。 すごく気持ちいい。 なんだろう、コンガを叩くことに必然性があるリズムの曲なんだわ。 単純にウラ拍を叩いたり三連を叩いたりするのが楽しい! はまってしまって何十回も練習した。 そしたらさぽ先生もはまってしまってやたらうまくなってしまった。 さぽ先生、昔から音ははずすがリズム感はすごいといわれてきたらしく、いわれるだけあって確かに最初からかなりうまいんでびっくりした。 音ゲーを楽しむさぽはいいさぽだ。 ところでこのドンキーコンガ、コンガといいつつ実はボンゴなのだ。

2003-12-18-THU

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