No.484 「まず」つらいほうを選ぶのが吉か?

欲しいCDがどんがどんがでてきて、それだけで心が潤っております。 じっくりことこと、少ない情報と少ない試聴音源を吟味して、確実に好みのものを見極めていく、その過程がたまらない。 しかしamazonってのはとんでもなく便利なんだね。 知らなかった。 タワーだと検索もひっかかんないような零細レーベルの輸入盤も、すごい勢いでがっつら網羅しちゃっててびっくりした。 似たようなもの聴いてる人のレビューみたいなページもエロ広告のごとく無限に出てきていろいろつながってって、いやはやまいった。 すげー。 シコシコ英語のページウロウロすることないね、これじゃ。 すげー。 ほんとにすげー。 しかしひとつ気になるのが、いつ登録したか覚えてないんだけど、ぼくに対してamazonさんが「ようこそやすはらしげんさん」といってくるのだ。 しげんさんて…

でもこうなってくると迷いが。 いま、ほんとにギターがおもしろくって、どうしてもアンプが欲しい。 でも、アンプをかってしまうと今日から2月まで一文無し決定! まあ、ぼくは結果的に500円くらいしか使わなかったというような月がけっこうあるから、実は結構一文無しでも平気なんだけども、しかし最初にそれが決まってしまうというのが激しく気持ち悪い。 とにかく「未来が予定されている」状況がいい予定であれ悪い予定であれ苦痛でしかたないぼくにとって、最初からなにも買えないぞという予定はあまりにも酷だ。 なにも買えないなんておもってしまったら、絶対にあれもこれも欲しくなって気がちがってしまうだろうさ。 そういうもんなのさ。 で、案の定このCD欲の波でしょ。 どうしたもんか。  で、で、こういうとき、どっちがよりだらしない気持ちなのかをじっくり考えると、ほんとうに選ぶべき正しい道がわかるんじゃないかと最近おもっている。 自分で考えて、考えて、どうもこっちがちょっとだらしないなと優劣つけれたのなら、やはりそっちがなにか甘えた、自分として良しとしない選択であって、もちろんそれにはなにかしらの根拠にもとづいた緻密な、膨大な計算があって、そういう人間の感覚というのはおそらくあたっている。 大体の場合そういう甘い気持ちをエイヤと投げ飛ばしてちょっと大変な方を選ぶと、結果的に長いスパンでより気持ちよくなれる。 身近な話でいったらちょっと具合が悪いとき遅刻すると嫌な気分になるけど出てって働くと気持ちいいとか、眠くてお風呂はいるの嫌で、こたつで寝ちゃったらあとから最悪なのに、がんばってはいるとすごく気持ちよくてさらに夜が2度おいしいとか、なにか「我慢」したりちょっとだけ「無理」したりすると大抵その我慢や無理で感じた負荷絶対値以上の幸福がかえってくる。 体育系の精神論ではなくて、普通に素直に幸福量をくらべたらそうなるんだもん。  だから、きっと、ぼくは、このタイミングで、2ヶ月禁欲してアンプを買っちゃうべきなんだと思う。 どうかんがえても、そのほうが「まず」つらいもの。 Mてのは結局その見返りをしってて期待するこざかしい輩のことなのかね。

2003-12-25-THU

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